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スペシャル あの一言
2024年05月05日(日)
最新TV速報
【あの一言】
古賀茂明の発言まとめ
集団的自衛権で専守防衛は直接攻撃なくても武力行使
日本という国は実はもう変わってしまっているのではないかという話がある。総理経験者の奥様が中東の大使館で大使の夫人とかと話をしていると”日本はとってもいい国だったのに”という会話があるという。やはり安倍総理がエジプトでISILと戦う周辺各国に支援するという言葉から始まって、海外から見ている人からは“日本は米国と一緒””米国と一緒に戦争するんだ”というイメージばかりが伝わってくるという声が聞かれる。非常に心配なのは米国の敵が日本の敵になっていくということ。日本というのはテロにあまり慣れていない国なので実は一番危ない国なのではということで、大使館の中には警戒レベルを上げているとの話も出てきている。
2015/03/06 テレビ朝日[報道ステーション]

「大間原発も稼働」の試算で”再生エネ”新規参入ピンチ
日本は原発が安いと言っているが、先進国の中でそんなことを言っている国は日本ぐらいしかない。今、電力会社が原発を高いと認め始めている。それはどういうことかというと、これから小売りが自由化され、発送電も分離され競争が始まる。競争が始まってしまったらもう民間企業としては原発はできないと言い始めている。そこを国が支援してくれないかと。
2015/02/13 テレビ朝日[報道ステーション]

ウクライナ東部で戦闘激化・停戦合意後になぜ
プーチンと西側の見方は全然異なる。プーチンはユーラシア主義。文化的にも政治的にも全然違う旧ソ連圏に、西側がどんどん攻め込んできたという理解。プーチンとしては帝国主義に戻りつつ旧ソ連圏のところまで軍事力を使い全部押し戻したい考え。一方、西側NATOはロシアが帝国主義に戻ってしまったとしてウクライナをヨーロッパに取り込んでいきたい。西側はとにかくロシアが悪いでやっているが、安倍政権は比較的うまくやっていて、米国の顔を立てつつ、決して米国一辺倒にはならずに、ロシアともうまくつながっている形。正義というのは複雑だということをよくわきまえた上で日本の国益を考えたバランスの取れた外交。
2015/02/13 テレビ朝日[報道ステーション]

「イスラム国」日本人殺害予告・事件の背景には何が…
後藤氏が人質に取られて身代金を要求されているという状況を政府が知っていたということに驚いた。普通は人質を取られていて身代金の交渉などということになっていた場合、一番大事なことは犯人を刺激しないということ。それを今回わざわざ近くにまで行ってイスラム国と戦う周辺国に2億ドル出すなどとイスラム国に対して宣戦布告するかのようなことを言ってしまった。
2015/01/23 テレビ朝日[報道ステーション]

国が「武器輸出」企業を支援・・・低利融資などで軍需産業化か
武器輸出の解禁だけでも大転換だったが、今度は税金を入れてそれをもっと拡大しようとしているということで次元が変わってきている。武器産業は今は小さくあまり影響力がないが、必ず武器産業の景気が悪くなると困る、予算を減らされたら地域の工場が閉鎖されて雇用がなくなるので困るとかいうような話になっていく。海外で売るためには海外で戦争が起こってくれないと困る。人間は弱いので経済のため、金のため、自分の生活のためとなればやっぱりどこかで戦争をという話になる。米国は完全にそういう風になっている。戦争がないと生きていけない国になるというぎりぎりの岐路に日本は立たされている。
2014/12/19 テレビ朝日[報道ステーション]

STAP現象確認できず・小保方退職へ「魂の限界」
日本で最高といわれる研究機関でなぜこうしたことが起きるのか。若い人だけでなくベテランが一緒になってこの問題を起こしている。年々研究開発は管理が厳格化し、評価が厳しくなっている。評価するのは役所だが、役所は実は何も分かっていない。役所の評価に耐えるために一番手っ取り早いのはスターを作るということ。よく言うノーベル賞級というやつで、そういう人を連れてきたり、育てれば、予算がつきやすい。予算がつくということになればベテランも含めてみんなそこに集まってくる。そこにスパイラルが起こってくる。これが今回の問題の背景にある。
2014/12/19 テレビ東京[報道ステーション]

アベノミクスを総点検・雇用・物価・消費の現状は
(政府は)アベノミクスで物価が上がるのだから早く買おうというふうになるだろうと言っていたが、今起きているのはその逆。物価が上がって大変だから節約しようというふうになっている。もうひとつはアベノミクス第一の矢、金融緩和でお金をばらまき、第二の矢で公共事業をばらまいて景気が良くなった感じがあったので消費税を増税したが、思いっきり水をかけた状況になってしまった。なぜかというと日本経済が消費増税に耐えるだけの力がなかったから。
2014/11/28 テレビ朝日[報道ステーション]

サプライズ緩和で株高・円安・黒田総裁「日本経済は正念場」
なんでこんなに物価が上がっているのかというと消費税増税や円安。その原因というのがアベノミクスの第一の矢の金融緩和。円安にして思い切り株を高くして景気がいいぞというイメージを作ることに安倍政権は必死。ところがいくらイメージを良くしても、2年も経っても結局よくならないというのが庶民の実感。一番それを感じるのが家計の財布を預かる女性。一番景気がいいと言っている日経新聞が1000人の既婚女性にアンケートし、景気がいいと答えた人が2%しかいなかった。
2014/10/31 テレビ朝日[報道ステーション]

なぜここまで放置!太陽光エネ・買い取り保留の理由
滋賀県の知事選や沖縄の知事選、福島県の知事選の前に原発再稼働で国民世論を刺激したくないという政治的な理由がある為に再稼働の時期が伸びてしまった。そうしているうちに太陽光発電が爆発的に伸びてしまって、今ある(太陽光発電)だけで原発の分が全部まかなえるどころかピーク電力も全部まかなえてしまうという段階にまできてしまった。このままいくと損害賠償請求とかいろんなものが出てくるのかが心配なので、ここでぎりぎり見直しをせざるをえなくなった。
2014/10/23 テレビ朝日[モーニングバード]

臨時国会が来週開会“消費税”“集団的自衛権”は
今、野党再編というのは改革派で改革の話は議論がしやすいが、新しい対立軸として集団的自衛権をどんどん進めようというタカ派と慎重なハト派という軸でみた場合、どっちに行っているのかがわからない。この軸で議論をしようとした場合、逆に党が割れる可能性も出てくる。今、野党からも集団的自衛権で本気の論戦を挑めない状況になっている。改革はするが戦争はしないことを明確に打ち出した政党というのがないと国民は選ぶところがなく、無党派がどんどん拡大していく。
2014/09/26 テレビ朝日[報道ステーション]

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