【あの一言】
習政権「米国対立」意識し対抗勢力と連携
学習院大学教授・江藤名保子 中国としてはひとまずは自分たちがロシアの側に追いやられて、欧州からも米国からも世界からも、ある意味悪役というポジションに持っていかれることを避けようとしている。逆に自分たちは平和や対話を重視しているが、米国はそうではないと、米国の悪口を言いながら自分たちを持ち上げている。今回のイラン・サウジアラビアへの仲介については、1つの事例として取り上げられる部分だが、これが続いていくのか、世界に影響を与えるような効果的な動きになるかどうかはこれからまだまだ見ていく必要がある。
2023/03/13 BS日テレ[深層NEWS]
読売新聞編集委員・飯塚恵子 中国の仲介でイランとサウジアラビアの関係の正常化で合意した。これは中国にとって大きな得点であり、米国にとっては結構大きな痛手。こういうことを両国の代表を北京に呼んで協議している。今後も国際的な特色ある大国外交をますますやっていこうとするだろう。常に念頭にあるのは米国で、その対抗軸としてやっていくという動きが今後も活発化する可能性がある。
2023/03/13 BS日テレ[深層NEWS]
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