【あの一言】
国民民主党代表・玉木雄一郎
国民民主党代表・玉木雄一郎 4倍に議席は増えたが、手取りを増やす経済政策を明確に出したことだと思っている。高揚感とかは一切なくて、それだけ困っている人が多いということ。若い人や現役世代に絞った政策を掲げたということも議席が増えた大きな原因だと思うが、裏を返すと手取りが増えていないので何とかしてほしいということ。民間の努力で確かに賃金は上がってきたが、税負担、保険料負担はいずれも大きく、なかなか手取りが増えないので消費も活性化しない、何とかしてくれという声を受け止めた結果と思っている。
2024/11/03 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
国民民主党代表・玉木雄一郎 2012年に民主党政権が政権を失って安倍政権になった。長く自公政権が続いてきた。そろそろ代える時だと思う。代えるタイミングに来ている。リクルート事件の後に大きな政治改革があったが、そこに匹敵する政治の節目だと思っている。ここで代わらないと日本の政治も経済も社会も衰退の一途だと思う。そういう意味では覚悟を決めてこの次の選挙あるいは政治の枠組み作りに臨んでいく必要がある。小選挙区制度なので1対1の構造にした方が有利になるのはその通り。安全保障やエネルギー政策とか憲法についての姿勢でもめると結局バラバラになるので国民の期待がなかなか集まらない。そういう基本的な政策についてのうちと立憲、維新を中心に協議はやるべき。
2024/06/09 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
国民民主党代表・玉木雄一郎 国民民主党は国民と国土を守ることが基本的な党の方針。例えば中国や北朝鮮が極超音速ミサイルなどの新しい兵器を開発している中で、既存のミサイル防衛のシステムだけでは防ぎようがない。「敵基地攻撃能力」という言葉については若干違和感があるが、いわゆる「自衛のための反撃能力」とか、「自衛のための打撃能力」は必要と考える。例えばどのようなミサイルが飛んできているのか、それに対しどのような反撃が可能なのか、衛星からミサイルの発射などを監視する衛星の仕組みも必要となる。反撃してこちらが撃った時に向こうの防衛網をくぐり抜けるようなサイバー攻撃も含めた総合的な防衛の装備体系が必要となる。こうしたものがいつまでに具体的に作れるのか、現実的な議論が必要。
2022/02/13 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
国民民主党代表・玉木雄一郎 国としてマクロ経済政策としてやるべきは、すべての就業者の給料が上がるような活性化した経済環境をどうやって作るかということ。これが本来、国がやるべき経済政策。その視点が政府に欠けている。
2022/02/13 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
国民民主党代表・玉木雄一郎 今、勉強会を「都民ファーストの会」の皆さんとやっていて、非常にいい議論ができている。合流などと報道されたこともあったが、何をするにしても基本、我々は政策本位。国会の中でも外でも、与野党問わず、政策が一致するならあらゆる政党と連携するのが基本原則。
2022/02/13 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
国民民主党代表・玉木雄一郎 日本はどんどん国際競争力を落としていっている。それに比例するように1人当たりのGDPも落ちていって、いま1人当たりのGDPが世界で26番目。香港や台湾より下で、シンガポールより下。国際競争力ランキングでも34位。教育とか科学技術への投資をこの間、怠ってきている。日本は資源のない国なので、人材とか教育の無償化をはじめとした人づくりが重要。教育国債というものを発行して将来の納税者を作るべき。将来の人材をつくる分野は借金をしてでもやらないといけない。必ずこれはペイしていく。資源を生み出す源が昔はインフラを整備したら波及効果があったが、今一番価値を生み出すのは人。
2021/08/29 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
国民民主党代表・玉木雄一郎 コロナ対策でも(政府は)お金を出し渋るのでうまくいかない。例えば飲食店に対してとか飲食店ではないが影響を受けているところに対してはものすごく支援が薄い。もっと助けるところは思い切って助けるというようなことをやらないと、税金を払う主体がいなくなってしまうような状況。大胆に経済政策を積極財政に転換して、助けるところは助けるべき。日本は名目の金額は積むが、実際お金が行きわたらないし、しかも遅い。30兆の繰り越し、執行残があることを自慢する総理に対し党首討論で「そんなことを自慢するべきではない」と追及した。
2021/08/29 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
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