先週発表された米国消費者物価指数は３．４％と上昇率が３か月ぶりに前の月を下回り利下げ時期が早まるのではないかとの観測が広まっている。
米国経済について経済アナリスト・ジョセフクラフトは「このデータを見る限り利下げは近くないと思う」、経済同友会代表幹事・新浪剛史は「金利を下げていかないと米国の経済は持たない状況にあるのではないか」、学習院大学教授・清水順子は「米国が今後どう利下げをしていくか、日本がどのように利上げできるのかで金利差がどれ位縮小するかがポイント」、東京財団政策研究所主席研究員・早川英男は「利下げのタイミングは今年の終わり頃ではないか」、為替介入について学習院大学教授・清水順子は「為替介入だけで今のドル円相場の円安局面を転換させることは無理」、東京財団政策研究所主席研究員・早川英男は「ここ２～３年上手には介入しているが流れが大きく変わることは期待しないほうがよい」、経済アナリスト・ジョセフクラフトは「介入をある程度成果が出るまで日本政府は打っていくと思う」、経済同友会代表幹事・新浪剛史は「日銀に対しての政府のメッセージ」とスタジオコメント。

おとといの円相場を紹介。
消費者物価指数（前年同月比）は２０２４年３月は２．６％、前月から０．２ポイント減。
１－３月の実質ＧＤＰ成長率は－２．０％。