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【Globali】
ダカールラリーは、第3回目のレース会場としてサウジアラビアを選定(2019/04/17)
『AFP通信』によると、29回の欧州とアフリカ間のラリーと11回のラテンアメリカでのラリーの後、 来年2020年からは、男女の不平等などの人権問題やイエメンの内戦に加担しているなど、色々とで問題を抱えている国、サウジアラビアで開催するという。
ダカールラリー耐久レースの主催団体、ASOは、4月15日月曜日に公式発表で
「30年間、アフリカとの行き来をするラリーを開催した後、今年までの11年、舞台を風光明媚なラテンアメリカに移しラリーを続行した。しかし、来年度からは中東の神秘のベールに包まれた広大な砂漠を有する国、サウジアラビアで耐久ラリーを継続することになった。」と述べた。
サウジアラビアとASO間のダカールラリーを開催する契約期間は5年と短く、サウジアラビアの国状の問題はあるにしろ、主催者のASOとしては、この短い期間でラリーをさらに飛躍させる必要があると意気込んでいる。...
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ダカールラリー耐久レースの主催団体、ASOは、4月15日月曜日に公式発表で
「30年間、アフリカとの行き来をするラリーを開催した後、今年までの11年、舞台を風光明媚なラテンアメリカに移しラリーを続行した。しかし、来年度からは中東の神秘のベールに包まれた広大な砂漠を有する国、サウジアラビアで耐久ラリーを継続することになった。」と述べた。
サウジアラビアとASO間のダカールラリーを開催する契約期間は5年と短く、サウジアラビアの国状の問題はあるにしろ、主催者のASOとしては、この短い期間でラリーをさらに飛躍させる必要があると意気込んでいる。
なお、サウジアラビアでの耐久ラリーは、ラテンアメリカで複数の国にまたがったラリーと異なり、200万平方キロメーターの広大な土地で競うことになり、コースがシンプルで、ラリー愛好家にとっては、ラリー本来の面白さが味わえるものと期待されている。
さらに、サウジアラビアが、ヨーロッパと時差が2-3時間と短いことも耐久ラリーを中継するTVネットワーク関係者には魅力となっている。
サウジアラビア政府としても、これまでサッカーチームや電気自動車のフォームラカーレースのスポンサーなど、スポーツ活動支援を行っており脱石油のイメージを世界に発信することに積極的に活動している。今回のダカールラリーの自国への誘致もサウジアラビアの掲げる脱石油「ビジョン2030」の政策の一環と見られる。
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