パリ大会の聖火ランナーの団長には、水泳選手のロールとフロラン・マノドー、走り幅跳びのパバデ、およびパラ・トライアスロンのモナ・フランシスが指名された。
なお、これまでの伝統に従ってギリシャのオリンピアで点火された聖火は、3本マストのベレム号により地中海を航海した後に2024年5月8日、マルセイユに到着する。その後、聖火は7月26日夜のパリ大会の開催式までフランス国内を隈なくリレーされる。...
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パリ大会の聖火ランナーの団長には、水泳選手のロールとフロラン・マノドー、走り幅跳びのパバデ、およびパラ・トライアスロンのモナ・フランシスが指名された。
なお、これまでの伝統に従ってギリシャのオリンピアで点火された聖火は、3本マストのベレム号により地中海を航海した後に2024年5月8日、マルセイユに到着する。その後、聖火は7月26日夜のパリ大会の開催式までフランス国内を隈なくリレーされる。
盛大なオリンピック・パリ大会の開会式典は、ビューポートで開催される。
この会場では、世界最大のスポーツ大会の開始とともに、パリ市の設立1000年祭も同時に祝うことが計画されている。
さらに、パリ・オリンピック委員会のトニー・エスタンゲ会長によると、オリンピック開催中、灯りが燃え続ける聖火台の場所については、エッフェル塔の案もあるがまだ最終決定ではないという。
一方、聖火リレーの詳細な経路は、6月23日に発表されるという。聖火リレーに参加する地域は、フランスの海外県を含めた64の地域、すなわちフランス本土の54県と5海外県および5つの特別地域となる。各地域は、18万ユーロ(=2700万円)の参加費をパリ・オリンピック委員会に支払うという。
パリ大会の聖火リレーでの着目点は、24人で構成されるグループ聖火リレー(聖火を運ぶのは1人に限られ、他の23人は伴走する。)を新たに設けたことで、3000グループの聖火リレーと7000人の個人聖火リレーから構成されるという。1人当たりの聖火リレー時間は約4分で、200mの距離を割り当てられる。なお、全聖火リレー走者のうちの10%は、地域のスポーツコーチ、有名選手や特殊技能の職人などに割り当てられるという。
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