【タレコメ】
金子勝の発言まとめ
新型コロナ直撃!日本経済の現状とこれから 実質上の官製相場で、株式市場は何らかの経済指標としての意味を失いつつある。雇用で増えたのはほとんど高齢者で、団塊の世代が終わったあと非正規で増える雇用が多かった。
2021/02/28 BS朝日[激論!クロスファイア]
新型コロナ直撃!日本経済の現状とこれから 日本の弱点というのは情報通信技術とワクチン。日本にはワクチンを開発できる力がない。将来予測という意味では日本の産業の明らかな衰退というのが見え見えになって、おそろしいぐらいに開いてきてしまっている。クラウドや5Gでも日本企業の姿は見えない。
2021/02/28 BS朝日[激論!クロスファイア]
論客激突!2020年・日本経済の行方 米中貿易戦争の影響だけでなく、中国や韓国も含めて自前で作るようになってきていてどんどん輸出が減る状況になっている。日本の産業は、コンピューターもダメ、クラウドもそうだが、医薬、デジタル通信もダメという状況。製造業をどうやって作り直していけるのかが一つの焦点になる。5Gで1000億円かけてやるとかいっているが、ファーウェイなんかは1兆円以上投資している上、今の日本がIT分野で競争力があるかといえば、それはない。ほとんどマイナンバーみたいなもので食っている状況。人材がグーグルやアマゾンにどんどん逃げてしまう。それでも出遅れたトヨタは優秀なAIをやっているプリファードにくっつこうとしているが、実証実験の数からいっても、少ないのでどこで追いつけるかは微妙なところ。
2020/01/05 BS朝日[激論!クロスファイア]
激論!これでいいのか?!野党への期待・失望… 法人税の税率をどんどん下げていってその分消費税の増税分を食ってしまった。結果的に企業は何をしたかといえば、どんどん自社の株価を上げるために内部留保ばかりをためこみ、全然投資をしていない。
2019/11/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
激論!これでいいのか?!野党への期待・失望… 官民ファンドで半導体のルネサスがだめになり、今、ジャパンディスプレイででたらめな経済政策をしていてお金をぼこぼこつぎ込んでいるだけで中身がまったくない。対韓輸出規制でどんどん化学産業がだめになっている。さらにいえば日産みたいな形でゴーンを捕まえるのはいいが、結果的に日産は信用を失いだめになってしまった。
2019/11/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
課題山積!“安倍外交”の姿勢を問う! 日本国民は謙虚さを失っている。中国や韓国のキャッチアップが猛烈でそれに対するある種の屈折したナショナリズムみたいなものが反映している。事実上、サムソンやファーウェイには日本の企業が勝てない。デジタル通信機器をみると世界的に10年以上前だと日本は6位から7位。2番目が中国、3番目が韓国。日本はもっと謙虚に競争力を強めなければいけない。
2019/08/04 BS朝日[激論!クロスファイア]
激論!G20サミット“米中対立”と日本の覚悟 AIでもプリファードというところがすごいものを作っているが、トヨタが10億円出すのが精いっぱい。中国は巨大なインフラを前提として開発しているが、日本の場合戦略的に育てるということをしていない。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
激論!G20サミット“米中対立”と日本の覚悟 バイオ、医薬、情報通信、エネルギー、あらゆる分野で日本企業はもうボロボロになっている。関税の掛け合いでマーケットが小さくなる時に最も影響を受けるのが日本とか台湾の企業。もう一つは為替切り下げ競争が入ると本当に危ない。日銀なんかもう下げる余地がない。大学予算を年1%ずつ削って10年で1割削ってる国は日本くらい。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
激論!“米中対立”・ファーウェイ問題 DARPA国防高等研究計画局を含めて日本がGDP2位だった時に、半導体やスーパーコンピューターなどにどんどん日本製の半導体が入り込んで米国が使っていることはけしからんということで日米半導体協定で抑えられてしまった。ところがG7など自由貿易・自由主義陣営に入っていないのに中国は叩きにかかられている。5Gという通信はファーウェイだけでなく中国企業が3分の1以上を持っているまだら模様の状況。あとはスウェーデンのエリクソンやフィンランドのノキアが強く、米国は実は1割ぐらいしか特許を持っていない。中国のクラウドではアマゾン、グーグル、マイクロソフト、IBM、オラクルなどが独占状態で、唯一世界で対抗できているのはアリババ含めて中国だけ。こういう状態でまだらができているが、半導体のところが非常に弱いので中国が資本で多数を占めている英国のアームーをうまく取り込もうとした。ところがこれを米国が差し止められてしまった。ADBなどによってアジア、アフリカでは中国製のネットワーク、サーバーが配られていて、これに米国は危機感を持った。その時にDARPAみたいな軍事に加えて人工衛星の問題がある。暗号通信は米国が3つの人工衛星でわれわれのスマホからも読んでいて、情報が取れるが、中国もほとんどこの寸前まで来ている。もともと英国が戦争に勝った時もレーダーとチューリングの暗号解読が功を奏したが、そういう意味で軍事と商業がむすびついて国家主導で情報通信技術が進められてきたことを肝に銘じるべき。
2019/06/29 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
与野党激論!令和ニッポン原発・エネルギー政策 小さいエネルギーを瞬時にAIでコントロールする能力は無人のファクトリーオートメーションや無人の交通システムの調整などに適用可能。それが大きなイノベーションのきっかけになっていく。
2019/06/01 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
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