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スペシャル あの一言
2024年05月02日(木)
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【あの一言】
“宏池会”の総理大臣と日中
ジャーナリスト・後藤謙次
日中の国力の差がどんどん拡大している。今、外務省内部の分析でも中国が大国化し、中国には節目に政治を動かす「周年政治」という力学がなくなったのではないかと言われている。中国は大国外交を指向しており、中国が大国と認定しているのは米国、ロシア、EU、それから国境を接するインド。日本は周辺国として見ている。こういう状況の中でQuadという枠組みの位置づけは日米同盟を基本にして中国と向き合うという方向に向かう分岐点になる。
2022/01/27  BS-TBS[報道1930]

岸田総理
(宏池会の)先輩方の歴史というのは、日中関係において大きな成果を上げてきたが、基本的なスタンスとして、徹底した現実主義というものがあった。私もいま新時代リアリズム外交という言葉を使っているが、外交は徹底した現実主義を貫いていかなければいけないと思っている。先輩方がこうしたので、こうするべきだというのではなく、今の時代にふさわしい日中関係、新しい時代の日中関係を作るという目で日中関係について考えていきたい。
2022/01/27  BS-TBS[報道1930]

ジャーナリスト・後藤謙次
岸田氏には(宏池会として)歴史的な使命がある。池田総理は岸総理の後の総理であり、全く岸外交とは違う方向性を築いた。大平氏は日中国交正常化の時の外務大臣だった。宮澤氏の時には天皇訪中まで実現させた。その認識からすると岸田総理は日本の日中外交の王道の後継者。その意味では中国との向き合い方は極めて紳士的で、事を荒立てずに丸く収めていくというタイプの外交をやると見ている。
2022/01/27 BS-TBS[報道1930]

岸田総理
(習近平国家主席の国賓としての来日については)具体的にいつというようなことを論ずる段階ではない。今年、特に50周年という大きな節目だが、首脳間での意思疎通は大事。隣国であるが故に日中の間には難しい課題がたくさんあるが、言うべきことは言い、協力できるところは協力をしていく。首脳間での対話を大事にしながら関係をコントロールしていく、したたかな外交が日本に求められていると思っている。
2022/01/27  BS-TBS[報道1930]

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