【あの一言】
アジア経済圏と中国の存在感
愛知淑徳大学教授・真田幸光 2006年に日本が東アジア包括的経済連携を発表し、日本と中国が共同提案する形でRCEPの議論が始まった。今回中国がRCEPの旗を振ったことは間違いない。米国の力が相対的に落ちる可能性が高い。ロシアは経済が低迷している中、力を落としているのではないか。インドは中国をすごく警戒している。そんななかでインドは労働改革と農業改革でストを起こしたりして足元が悪い。中国の周辺諸国は調子が悪く、ここで中国がRCEPを一気に取りまとめにきたのではないか。
2020/12/21 BSフジ[プライムニュース]
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