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スペシャル あの一言
2024年05月06日(月)
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【あの一言】
第2波は?ワクチンは?開発の最前線で何が?国産が重要なワケ
番組ナレーション
今、注目されているワクチンの多くが遺伝子ワクチン。米国のバイオベンチャー企業モデルナ社では初期の臨床試験で安全性を確認し秋の実用化を目指している。英国の大手製薬会社アストラゼネカ社ではことし9月に供給を開始する体制が整ったと発表している。日本では、大阪大学とバイオベンチャー企業の遺伝子ワクチンが注目されている。7月から臨床試験を行う計画で来年春までに実用化を目指している。舘田は、海外に比べ少し後れをとってはいても国産ワクチンの開発が重要だと言う。
2020/05/26 NHK総合[クローズアップ現代+]

番組ナレーション
舘田が懸念するのはSARSやMERSが流行したときのことで、この時、動物実験で重篤な副作用が起きワクチンが完成しなかった。当時のワクチンは、主に2種類。ウイルスそのものの毒性を弱めた生ワクチンと感染能力を失わせたウイルスの断片を使う不活化ワクチンだった。これに対し最近開発された技術はDNAやRNAの一部や変形させたものを使う遺伝子ワクチンと呼ばれるもの。ウイルスそのものを使わないため副作用が少ないと考えられている。
2020/05/26 NHK総合[クローズアップ現代+]

政府の専門家会議のメンバーを務める舘田一博
世界中に広がっているウイルスであり、何億人という単位で必要としている人がいるので、日本にはすぐに回ってこないかもしれないと考えておかないといけない。すぐに1億人のワクチンの量産というのはなかなか難しい。インフルエンザワクチンであれば1億人分作れるので、そういったチームで連携しできるだけ多くのワクチンを作るという体制をとる必要がある。
2020/05/26 NHK総合[クローズアップ現代+]

政府の専門家会議のメンバーを務める舘田一博
ワクチンによって抗体が作られるとその抗体が逆に悪さをしてしまう可能性も指摘されている。そういうものが起きないように注意深く検討していく必要がある。
2020/05/26 NHK総合[クローズアップ現代+]

政府の専門家会議のメンバーを務める舘田一博
今、重要な時期を迎えている。緊急事態宣言が解除になって少し落ち着きつつある状況の中で研究機関と企業と政府が一緒になってワクチンの開発を集中して進めなければいけない時期で、その体制が重要。ただし、絶対に守らなければいけないのは副作用が出ない、副反応が出ないような検証をしっかりしないと大変なことになる。
2020/05/26 NHK総合[クローズアップ現代+]

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シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
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