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スペシャル あの一言
2024年05月06日(月)
最新TV速報
【あの一言】
日本のワクチン開発は・待たれる国内での生産体制
番組アナウンサー
ワクチンの臨床実験は第1相、第2相、第3相に分かれており、第1相では数十人に対して安全性の確認が行われる。第2相では数百人規模で安全性と効果が確認される。第3相では数千人を対象に安全性と効果を確認する。ワクチン開発には通常、5年から10年かかると言われているが、トランプ大統領は専門家の力を結集し年内の開発を目指している。
2020/05/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]

大阪大学大学院・森下竜一寄附講座教授(VTR)
例えば米国でちょうどワクチンが出たころに第2波、第3波が出た場合、当然日本に回せる余裕がないということになるかと思う、国内生産をして常に日本人に供給できる体制を作っておくことが重要。
2020/05/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]

番組アナウンサー
大阪大学・森下教授は今後、海外のワクチンを輸入できる保証がないことを危惧し、国内での生産体制を整えることが重要だと強調している。
2020/05/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]

白鴎大学教授・岡田晴恵
インフルエンザワクチンと違い、コロナウイルスは厄介なウイルス。かかった後に抗体価がなかなか上がってこないとWHOも言っている。抗体が上がっている時期なのになぜかウイルスが再燃する。つまり抗体、免疫がウイルスを排除できない。ワクチンを打つと体の中に様々な抗体ができるが、いい抗体であれば、感染や重症化を阻止したりしてくれる。一方で悪い抗体だと抗体依存性感染増強と言って悪い抗体ができる。そうすると体の中でウイルスが一気に増殖しサイトカインストームを起こしたりして、非常に重症化してしまう。ワクチン株というのはすぐにできるが、一番大事なことは本当に感染を防御できるかの有効性と安全性。SARSの場合は動物実験の段階で、抗体免疫増強反応が起きて、打った動物が死んでしまい、暗礁に乗り上げてしまった。日本ではワクチンが第3相試験以降世間に出てくることになるが、ワクチンの事故というのは数万人、数十万人に1例とかの割合で出てくるので、3相では拾えない可能性がある。第4相試験を課して広く打った後に安全性の検証をしていくことが国民のためにもなる。
2020/05/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]

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