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2024年05月08日(水)
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【あの一言】
大胆予測!2019年日本経済の行方
東洋大学教授・慶應義塾大学名誉教授・竹中平蔵
いつであろうと消費税は上げるべきではない。2012年の3党合意が間違っている。税制赤字であることは事実だが、それは社会保障費がどんどん伸びているからで、今の社会保障制度は1960年、61年からできている。当時の日本人の平均寿命は66歳だった。今は男性81、女性87歳。しかもすごい豊かでリッチな大会社の社長でも年金をもらっている。そういう状況を放置しておいて消費税をいくら上げても財政再建はできない。30%にしてもできないだろう。社会保障制度改革を先にやる必要がある。
2019/01/06 BS朝日[激論!クロスファイア]

東洋大学教授・慶應義塾大学名誉教授・竹中平蔵
昨年のダボス会議でメルケル首相は「これからはビッグデータの時代だ。国際的な経済競争というのは、1にも2にもビッグデータの競争で、AIをこれに絡めることで新しい産業がどんどん出てくる。そのビッグデータの蓄積において中国の国家資本主義が自分達とは違うシステムで非常に大きな力を持ってきている。これに対してわれわれは相当見直さないといけない」という話をしたが今まさにそういう流れになってきている。
2019/01/06 BS朝日[激論!クロスファイア]

東洋大学教授・慶應義塾大学名誉教授・竹中平蔵
中国に関しては極端な2つの見方がある。中国の勢いが強いのも確か。人口の力というのは極めて大きい要素。大きなマーケットに世界中がなびくという面はある。もう一方では例えば中国などに行くとYouTubeすらも見ることはできない。情報や表現の自由のない所で次のイノベーションが本当に生まれてくるのかという疑問がある。中国は国家資本主義のもとである意味で大成功し、特にビッグデータが大きな役割を果たす時代になると想像以上に強い。だからこそ今、米中がこんなに対立している。ところがその先のイノベーションが自由のないところで出てくるのかということに関しては例えば中国が中所得国の罠にかかるなどの非常に悲観的な見方がある。
2019/01/06 BS朝日[激論!クロスファイア]

東洋大学教授・慶應義塾大学名誉教授・竹中平蔵
「ことし1年を通して振れの大きい経済になる。大きく揺れながら前に行く1年になる。ひとつは政治的要因があり、トランプ大統領、中国との関係、財政赤字を拡大している状況では米国で金利が高くなっていく。そこに世界の資金が吸い寄せられ資産市場が不安定化する。その典型が株や外国為替。非常に振れが大きくなる。一方で人工知能やビッグデータに象徴される第4次産業革命の動きは去年にもましてものすごい動きが出てくる。
2019/01/06 BS朝日[激論!クロスファイア]

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