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スペシャル あの一言
2024年05月03日(金)
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【あの一言】
<徹底解説・ニュースの焦点>南北融和・米朝首脳会談の行方は
ジャーナリスト・平井久志
金委員長はまだ30代の前半でこの6年で国内の権力をようやく固めたばかり。彼にとっての脅威は外部からのもので、これをまず取り除き、次に人民生活の向上、経済を何とかする。そういうプロセスを考えていくと、北朝鮮がリビアのように最初から非核化をやり、その後で米国に何かをしてくださいと出てくると考えるのは甘い。
2018/05/06 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
北朝鮮が、10年以上任期がある習近平国家主席を後ろ盾につけるということは、核査察の問題も含めて長期化していくことを前提にしたある種したたかな外交を展開しているということ。
2018/05/06 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

ジャーナリスト・平井久志
北朝鮮にとって一番深刻なのは人権問題。今の政権のあり方そのものが問われていく。現在の体制は基本的人権を犠牲にした独裁体制であり、本当に人権問題を突き付けていけば米国はそんな政権と本当に交渉するのかという問題に突き当たる。人権問題のアベレージが高くなれば米国内ではそういう声が出てくることが予想され、国際社会にもそういう動きがある。そうなることが北朝鮮にとっては非常に困ること。
2018/05/06 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

共同通信社客員論説委員・平井久志
北朝鮮にとってもっとも都合が悪いのは米中が仲良くなること。北朝鮮は中国と米国を天秤にかけながら最大限の利益を確保しようとしている。これはかって中国とソ連の間でやった外交手法で、今も生きている。
2018/05/06 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

拓殖大学教授・富坂聰
北朝鮮は米国寄りにシフトする可能性がある。北朝鮮がこれから目指すべき方向を考えると体制保障、経済発展、統一全部を提供できるのは米国しかない。
2018/05/06 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

テレビ朝日コメンテーター・川村晃司
米国からの経済援助プラス日本からの経済援助・インフラの整備を考えた時には、どんなことがあっても中国は外せない。中国の今の黒字は43兆円、韓国は13兆円、日本は3兆円。いくら日本が経済援助で復興するといってもその支援の規模というのは中国が最大のカードであるということは間違いない。北朝鮮は相当したたかな駆け引きをしている。
2018/05/06 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

ジャーナリスト・平井久志
北朝鮮もまさか米国・トランプ大統領が米朝首脳会談をOKすると思っていなかった。予備会談もなく首脳会談に応じる大統領は普通はいないが、それがOKになってしまい、北朝鮮は慌てた。米国との交渉をどうすれば優位に立てるか考えた場合、やはり中国との関係を修復しておかなければならないと考えた。
2018/05/06 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

ジャーナリスト・富坂聰
朝鮮戦争終結には中国の出席が必要。自分の主導の下で中国にテーブルに着かせる状況を作りたかった。
2018/05/06 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

ジャーナリスト・富坂聰
金正恩、習近平になってから米朝関係は一段と悪くなった。ずっと通底している問題で、例えばソビエト連邦時代の中ソ、ベトナムとの中越、ほとんど戦争している。そういう意味でいうと同じイデオロギーのもとにあっても全然あてにならない。
2018/05/06 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

ジャーナリスト・平井久志
貿易の9割は中国である北朝鮮は経済を中国に握られていて、中国の経済的影響下にあるが、政治的にはそういう関係ではない。そういう意味で警戒の対象となっているとの遺訓を金正日総書記は出した。それは本音。
2018/05/06 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

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