【あの一言】
北朝鮮会談ラッシュ“次の一手”はロ朝会談?
筑波大学・中村逸郎教授 実は北朝鮮の核開発は1950年代に原子力の平和利用ということでソ連から技術援助を受けてからずっと続いてきた。60年もの年月を費やしておりそう簡単に非核化できるという話ではない。やるにしてもロシアの何らかの関与が必要。ロシアからすれば非核化の話が出てきた時にまさにロシアが前面に出ていける決定的なチャンスとしてこれを利用したい、外交カードとして利用したいという思惑がある。
2018/04/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
筑波大学・中村逸郎教授 ロ朝首脳会談をやるとすれば、ウラジオストク。ウラジオストクはロシアにとってアジアに出ていく際の窓口で北朝鮮とも国境を接している。ウラジオストクまで天然ガスのパイプラインがサハリンからきているがそこで止まっている。できれば天然ガスをそこから北朝鮮を経由して韓国・釜山まで持っていけるようにしたい。ロシアにはロ朝首脳会談を開催することで、朝鮮半島全体をロシアに取り込んでいきたい思惑がある。
2018/04/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
|