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スペシャル あの一言
2024年05月02日(木)
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【あの一言】
特集・米中首脳会談・双方の思惑は
防衛大学校長・国分良成
中国はできるだけ米国の国内政治の問題とか民主化、人権などへの内政干渉をさけたい。さらには南シナ海の問題で中国が一方的に出ているなどの安全保障の問題にも触れてほしくない。結局ディール、実利の方向に中国は持っていきたい。米国と台頭な形で関係を構築、そういうポーズを作りたい。中国は秋に党大会を迎え、米国の大統領と差しで握手をしたという絵図をとるのは国内的なパフォーマンスにもなる。
2017/03/31 BS1[国際報道2017]

防衛大学校校長・国分良成
トランプ政権の一番重要なところがまだ500人のうち1割、2割ぐらいしか決まっていないという状況なので対中政策の詰めがまだ十分にできていない。そこが揺れる部分。米中首脳会談はもうすこし後でも良かったが急に日程が早まった最大の理由は北朝鮮の挑発。4発同時にしかも在日米軍を狙っている。さらに今、核実験の可能性も示唆されている。この辺りの問題はトランプ政権は中国にやってもらいたい。
2017/03/31 BS1[国際報道2017]

中国総局・井村丈思
中国は米国の軟化がトランプ政権全体の総意なのか見極めようとしている。中国はトランプ政権にはティラーソン長官のような現実主義者もいるが、国家通商協議会のナバロ委員長のような対中強硬派もいるので腫れ物に触るように米国の挙動に慎重に対応している。トランプ大統領の頭の中がまだ読み切れていない中国は首脳会談に向けて歓迎ムードを作り、つけ入る隙を与えないよう必死になっている。
2017/03/31 BS1[国際報道2017]

ワシントン支局長・田中正良
支持者との約束を果たす上で重要なのがまさに中国。自身の著書の中では中国に強く出られる大統領が必要とまで書いている。態度の軟化があるとすればこれから本格的に始まる中国との交渉で有利な条件を引き出すための戦術。
2017/03/31 BS1[国際報道2017]

防衛大学校校長・国分良成
(米中首脳会談は)両大国の面子のぶつかりあいになる。米国ファーストを掲げるトランプと同じく中国もある意味チャイナファースト。結果として対立的な側面が出てくるのか、協調的な側面が出てくるのかが一番の注目点。習主席はフィンランドからの帰り道に立ち寄るという言い方をしており、これもある意味面子の表れ。トランプも政権発足して間もないので国内向けにいい顔をしようとする。中国に対してビシッとやろうとする。今回は具体的な話を細かくやるというより形式的な部分が大きい。
2017/03/31 BS1[国際報道2017]

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