おととしから去年にかけて相次いだ「ルフィ」と名乗る人物らによる広域強盗の事件の裁判が進んでいる。
おととし中野区の住宅で現金およそ３２００万円が奪われ男性がけがをした事件や広島市西区の高級時計店を兼ねた住宅で現金などおよそ２６００万円相当が奪われ３人がけがをした事件など５つの事件で運転主役などを務めたとして強盗傷害などの罪に問われた被告に対し、きょうの判決で東京地方裁判所の細谷泰暢裁判長は「広島市の被害者は頭をたたかれて１年以上、寝たきりになり家業を辞めた。

「ルフィ」などと名乗る指示役による一連の強盗事件のうち、去年１月に東京・狛江市の住宅で女性が暴行され死亡し腕時計などが奪われた事件など６つの事件に実行役のリーダーとして関与したとされる男の裁判で、検察側は無期懲役を求刑した。

関東で強盗が相次ぐ中、きょうルフィらによる強盗事件のうち、６つの事件で起訴された実行役の男に対し、検察側は無期懲役を求刑した。
去年１月、東京・狛江市で女性が死亡した強盗致死事件の実行役でリーダー格だった。