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<スペイン・TVE>アフガニスタンでタリバンに誘拐された米国人家族を救出

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世界の文化財がクローンに 最先端アート技術 (再生)
世界中にある、なかなかお目に掛かれないような貴重な文化財を、文字通り“間近で”楽しめる展覧会が注目を呼んでいます。東京芸術大学の生み出したクローン作品が、芸術観賞を大きく変えることになりそうです。 9月末、東京・上野で世界で初めての展覧会が始まりました。展覧会に並ぶのは、古代シルクロード各地の貴重な文化財のクローンです。クローン、つまり「遺伝子レベルで全く等しいもの」ということで、作品の色合いや素材など、細部にわたるまで本物に近づけた、世界初の「クローン文化財」の展覧会です。世界遺産にも登録されている北朝鮮高句麗にある壁画も再現されていて、会場では作品に近づいて見ることができます。 研究の指揮を執るのは、東京芸大大学院の宮廻正明教授です。3次元の計測やデジタル画像でサイズや質感を測った後、土台となる板や発泡スチロールなどの上に、図柄をプリントした「日本の、極薄の和紙を貼っていく」(宮廻教授)のだといいます。宮廻教授は「今まで硬い物や曲面に印刷はできない、不可能だといわれていたが、和紙を使うことで硬い物や板にもプリントができるようになった」と語ります。 科学的に分析された本物と同じ絵の具や素材で整えれば、触った時の質感までもが本物そっくりに再現可能だといいます。特許を取得した最先端技術と職人技に掛かれば、今までは見るだけで、決して触ることのできなかったゴッホの世界的名画も、実際に触れて感じることができます。宮廻教授は「凸凹に触れることで、ゴッホの息遣いや画のタッチを感じられる。新しい観賞方法」だと語ります。 宮廻教授は「今ある貴重な文化財を保護しつつ、クローンを使って世界に広く公開していく」という2つの両立が、文化財の価値を後世にまで伝えていく鍵だといいます。例えば、アフガニスタンのバーミヤン東大仏立像は2001年、過激派組織・タリバンの手で破壊されました。しかし、この大仏の頭上にあった壁画は今回の展覧会で「クローン文化財」として復活を果たし、失われたはずの文化財が最先端技術と人の手によってよみがえりました。宮廻教授は「なくなった文化が現代に復活するという意味では(クローン文化財は)文化の継承になるのではないか」と話しています。 日本の最先端技術によって、古代の歴史や貴重な文化財をより身近に感じさせてくれる展覧会となっています。
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