すなわち、毎日の感染者数の増加率が10%となっており、世界で最も感染者の増加が迅速となっている。病院はウイルスの強い感染力にさらされて、ひっ迫状態になり極度に弱体化している。
インドの政府としては今のところ、都市封鎖しかないと考えている。首都のニューデリーでは4月19日月曜日の夜から都市封鎖を最低1週間行うこととした。
ニューデリーではコビッド19感染流行の進行は素早く、毎日、新しい感染者が2.5万人出ており、増加速度は10日前と比べると4倍になっているという。...
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すなわち、毎日の感染者数の増加率が10%となっており、世界で最も感染者の増加が迅速となっている。病院はウイルスの強い感染力にさらされて、ひっ迫状態になり極度に弱体化している。
インドの政府としては今のところ、都市封鎖しかないと考えている。首都のニューデリーでは4月19日月曜日の夜から都市封鎖を最低1週間行うこととした。
ニューデリーではコビッド19感染流行の進行は素早く、毎日、新しい感染者が2.5万人出ており、増加速度は10日前と比べると4倍になっているという。
しかし、インドで広がっている感染力の強い変異ウイルスはPCR検査では検出されないので、実際上はもっと速い速度で感染が進行しているものと推定される。
首都ニューデリーはインドの中では医療インフラが最も完備された都市ではあるが感染の猛威に圧倒され、ぼう然自失している。
インド地方公共団体のケジリワール知事によると、集中治療用のベッドや医薬品や酸素設備が不足しているという。
ニューデリーでは感染を防止するため2000万人の住人は月曜日の夜から最低1週間外出制限が課されることとなり、薬屋と食料品店が開店を許可され、建設現場が閉鎖される。そのため地方からの季節労働者の地方への集団移動による感染の拡大が懸念されている。
1.2億人の人口を擁するボンベイ地方も5日前から5月1日まで都市封鎖を行っているが、感染拡大速度は低下していないという。
コビッド19感染との戦い、どの国も日本と同様、苦戦を強いられている。ワクチン接種と外出制限でなんとか終息に向かわせたいところである。
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