ブラジル、サンパウロの生医学研究所の調査では中国のシノバック社のワクチンの薬効が50％をやや越えることを確認している。

同じく南米のチリの大学の調査では最初の接種による薬効は3％しかないことを得ており、さらにアラブ首長国連邦（UAE）では免疫抑制された患者にシノファーム血清ワクチンを3回投与してワクチンの薬効を高めて投与しているという。...

ブラジル、サンパウロの生医学研究所の調査では中国のシノバック社のワクチンの薬効が50％をやや越えることを確認している。

同じく南米のチリの大学の調査では最初の接種による薬効は3％しかないことを得ており、さらにアラブ首長国連邦（UAE）では免疫抑制された患者にシノファーム血清ワクチンを3回投与してワクチンの薬効を高めて投与しているという。

中国の感染症防止センターのガオ・フー所長は既存の中国ワクチンの薬効を高める手段として2つの方法を検討していると説明した。１つは2回接種の間隔を現状の6か月から短くして投与量を増やすというもので、もう1つは２種類のワクチンの混合ワクチンを使用することであるという。

今回のガオ・フ―所長の発表は聞き捨てならない内容となっている。すなわち、中国政府は今後、自国民への感染防止のため、外国からの入国者に対して感染予防対策を強化する必要に迫られることになる。

特に中国政府としては、2022年の北京冬季オリンピック開催までに国内で80％のコビッド19感染免疫率を目標に掲げている。