保守系のメディア監視団体「Project Veritas」が19日に公開した動画で、グーグルのクラウドサービスのテクニカルプログラムマネージャー として働いているRitesh Lakhkar氏が、グーグルが検索エンジンを民主党に有利になるように歪めていると指摘していることが判明した。
Lakhkar氏曰く、グーグル社内では共和党が毛嫌いされており、共和党の良い面が考慮されることもなく、検索エンジンが民主党に有利になるように調整されているという。...
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保守系のメディア監視団体「Project Veritas」が19日に公開した動画で、グーグルのクラウドサービスのテクニカルプログラムマネージャー として働いているRitesh Lakhkar氏が、グーグルが検索エンジンを民主党に有利になるように歪めていると指摘していることが判明した。
Lakhkar氏曰く、グーグル社内では共和党が毛嫌いされており、共和党の良い面が考慮されることもなく、検索エンジンが民主党に有利になるように調整されているという。同氏は、特定の政治的視点に優位性を与える方法を具体的に説明しなかったもの、プラットフォーム側が最高入札者に有利な報道を提供していることを示唆した。つまり、検索結果は、アルゴリズムの所有者やドライバによって歪められているという。
Lakhar 氏は次のような例えをあげている。「私がもし、グーグルに対して20億ドルを払うので、バイデン氏について検索されるたびにこのような情報を出してほしいと頼めば、その情報が検索結果として出てくる」。そして同氏は、同社が「神を演じ、民主党と共和党双方の言論の自由を奪っている 」として非難した。
例えば、詐欺事件の情報には関心を示さない反面、トランプ氏やメラニア夫人の情報であれば重要視し、トランプ氏の発言は口実を付けて違法だとして削除する方向で動く傾向があるという。反面、同じ内容を民主党の指導者が発言した場合は反応せずそのままにしておくという。
Lakhkar氏は、グーグルでは過度に政治的な雰囲気が漂っており、息苦しいと訴えた。「個人の意見が仕事よりも重要になっている」と述べた。そして、「トランプ氏が初勝利した時には、社員たちは会社の廊下で泣きり、抗議や、デモが行われた。人事部が主催する従業員のためのグループセラピーセッションのようなものもあったと思う」と語った。
同氏は、社内ではこのようなプロ意識に欠ける態度がとられる一方で、極左主義的な態度が横行しており、こうした社内の雰囲気が、息苦しさを感じる理由の一つだと述べている。
グーグルはこれまでも検索結果に政治的バイアスがかかっているとの疑惑が問われてきたが、サンダー・ピチャイ社長は、検索エンジンはバイアスがかかっておらず、グーグルのアルゴリズムを操作することは「不可能」であると主張している。
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