なぜなら、ANAは、これまでロールスロイス社製エンジン搭載の旅客機に信頼性の問題があり、2018年にはエンジントラブルで、ANA数百便を運休した苦い経験を持っている。...

なぜなら、ANAは、これまでロールスロイス社製エンジン搭載の旅客機に信頼性の問題があり、2018年にはエンジントラブルで、ANA数百便を運休した苦い経験を持っている。

ANAの広報担当は、「ボーイング787は、ANAの所有する機種の中でも重要な役割を担っているので、エンジンなどの部品を多様化することで、単一事象に関連したリスクを小さくしたい。」と語った。

なお、ANAは、ボーイング787型機を世界で最も多い71機を運航する航空会社となっている。

一方、ANAと同様、787型機にGE社製のエンジン使用を指示した航空会社は、エアー・ニュージーランドで、昨年ボーイング社に発注した８機の787型機にはGE社製を搭載させることになっている。

ANAがGE社製のエンジンを使用することで、新しい787ドリームライナー機のトラブルが少なくなることを望みたい。