12月16日付米国
『ロイター通信』は「トルコが米国の制裁脅威でインジルリク空軍基地の閉鎖を示唆:エルドアン大統領」との見出しで以下のように報道している。
トルコは、米国からの制裁の脅威や1世紀前に起きたアルメニア人の殺戮を認定する米上院決議を受けて、米国の核弾頭を配備しているインジルリク空軍基地の閉鎖を示唆した。トルコは必要な場合は、ギョルジュク海軍基地の閉鎖も行うことを示唆。米国が制裁発動で脅すなら、対抗措置を行うとしている。...
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12月16日付米国
『ロイター通信』は「トルコが米国の制裁脅威でインジルリク空軍基地の閉鎖を示唆:エルドアン大統領」との見出しで以下のように報道している。
トルコは、米国からの制裁の脅威や1世紀前に起きたアルメニア人の殺戮を認定する米上院決議を受けて、米国の核弾頭を配備しているインジルリク空軍基地の閉鎖を示唆した。トルコは必要な場合は、ギョルジュク海軍基地の閉鎖も行うことを示唆。米国が制裁発動で脅すなら、対抗措置を行うとしている。また、先週の米国上院決議を批判している。
12月15日付ドイツ『DW』は「トルコのエルドアンが米軍の戦略的基地の閉鎖をちらつかせる」との見出しで以下のように報道している。
トルコのエルドアン大統領が日曜、トルコがロシアのミサイルシステム購入したことで、米国が制裁を課すなら、トルコ国内で米国が使用する戦略的軍事基地二か所を閉鎖するとちらつかせた。
南部のインジルリク空軍基地は、中東やアフガニスタン、また最近ではシリアやイラク国内のイスラム国へ対抗する米軍活動で大きな役割を担ってきた。
米軍は基地に、核爆弾「B61」約50発を保有しており、トルコ東部のギョルジュク海軍基地はNATOのレーダー基地を備えている。
今週初め、トルコのメヴリュット・チャヴシュオル外務大臣も米国の制裁発動の際の2か所の基地閉鎖に言及していた。
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