10月18日金曜日、欧州理事会の後、北マケドニア代表は、承服しがたい面持ちでその場を去った。
北マケドニアのステボ・ペンダロフスキー大統領は、「残念なことに、欧州理事会は、我が国の正当な期待に応えてくれず、前回のEUの約束自体も守られていない。」と述べた。
さらに、北マケドニア大統領は「現時点では、失望を味わったが、感情論はさておいて寛容の精神で新しい現実に立ち向かいたい。...
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10月18日金曜日、欧州理事会の後、北マケドニア代表は、承服しがたい面持ちでその場を去った。
北マケドニアのステボ・ペンダロフスキー大統領は、「残念なことに、欧州理事会は、我が国の正当な期待に応えてくれず、前回のEUの約束自体も守られていない。」と述べた。
さらに、北マケドニア大統領は「現時点では、失望を味わったが、感情論はさておいて寛容の精神で新しい現実に立ち向かいたい。」と述べた。
欧州委員会のユンケル委員長は、今回の北マケドニアのEU加盟の討議を開始しない欧州理事会決定について、歴史的な誤りだと非難した。委員長は、EUとしては、北マケドニアに対して約束を守るべきだと明言した。
これに対して、欧州理事会のポーランド人であるドナルド・タスク理事長は、「北マケドニアとの約束は果たしており、今回も大多数の国が、この国のEU参加の討議開始に賛成したが、全員一致での賛成が得られなかった。」と弁明した。
仏のマクロン大統領は、記者会見で、今回の北マケドニアの件で反対した理由として、新たな国をEUに参加させる前に、EU自体の機能を改革しておく必要があると言明した。
さらに、マクロン大統領は、北マケドニアとアルバニアの2カ国がEU加盟を希望しているが、2カ国とも要求された項目に関して進展がないことを挙げている。
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