【Globali】
プーチン政権;モスクワ市議会議員選挙等での野党候補の多数当選に恐れをなし、野党代表及び支持者宅に一斉強制捜査【フランス・英国メディア】(2019/09/13)9月9日付Globali「ロシア統一地方選;プーチン大統領の与党“統一ロシア”が地方で薄氷の勝利もモスクワでは野党に惜敗」で報じたとおり、統一ロシア党首のドミートリィ・メドベージェフ首相は、ロシアの主導的勢力の地位を守ったとして勝利宣言をした。しかし、首都モスクワの市議会議員選挙では、野党候補からの20人余りの立候補届けを不受理としたにも拘らず、その他野党勢力の大攻勢を受けて、それまで9割近くを占めていた与党の議席数を5割以下に半減させられた。そこでプーチン政権は、2021年に予定されている国会議員選挙での野党勢力拡大の目を潰しておこうと考えたのか、野党勢力代表やその支持者宅に一斉に強制捜査に入って、インターネット・キャンペーンを妨害すべくスマートフォン等電子機器を押収してしまった。
9月12日付フランス『AFP通信』:「ロシア当局、野党勢力代表のナワルニー氏邸含めて一斉に家宅捜索」
ロシア当局は9月12日、野党勢力代表のアレクセー・ナワルニー氏や今夏の大規模反政府デモに参加した支持者宅を一斉に強制捜索した。 同氏は、ウラジーミル・プーチン政権が、首都モスクワの市議会議員選挙で与党議席数の大幅減少に遭って“ヒステリー”を起こした結果の暴挙だと酷評している。...
全部読む
その他の最新記事
|