ロシアは、2014年にクリミアを武力で併合してから、G-8のメンバーから外されたため、現在は世界で最も工業化の進んだ7か国で、G-7としてサミットを毎年行っている。
火曜日の記者会見で、トランプ大統領は、「ロシアと討議するべき多くの話題があるので、ロシアを再度サミットに参加させて、G-8に戻すべきだ。 もし、G-8に戻す提案が他の国からあれば、米国としても全面的に支持したい。」と語った。...
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ロシアは、2014年にクリミアを武力で併合してから、G-8のメンバーから外されたため、現在は世界で最も工業化の進んだ7か国で、G-7としてサミットを毎年行っている。
火曜日の記者会見で、トランプ大統領は、「ロシアと討議するべき多くの話題があるので、ロシアを再度サミットに参加させて、G-8に戻すべきだ。 もし、G-8に戻す提案が他の国からあれば、米国としても全面的に支持したい。」と語った。
なお、今週末、フランスの南西部の大西洋に面した避暑地ビアリッツでG-7が開催される。特に、今回のサミットでは、トランプ大統領と他の6か国の間で、多くの国際問題、例えばイランの核開発6か国協議、シリア内戦もしくは地球温暖化に関するパリ協議などで意見の不一致があるので、参加国にとって厳しい会議となることが予想されている。
フランスのマクロン大統領は、ウクライナ東部でのロシア軍の戦闘行為について停戦の進展がない限り、ロシアのG-8への組み入れは困難であるとの見解を今年の6月時点で表明している。
ともかく、トランプ大統領は、米国さらに共和党内においても、ロシアやプーチン大統領に寛容すぎると非難されている。
特に、2016年の大統領選挙運動当時、トランプ選挙運動陣営が、ロシアとの共謀があったとする疑惑も現時点で完全に解消されているわけではない。
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