【Globali】
中国;トランプ大統領のG20大阪サミットでの米中首脳会談の呼び掛けに音無しの構え(2019/06/11)既報どおり、米中貿易紛争における関税賦課合戦が益々深刻化している。ドナルド・トランプ大統領としては、いつもどおり交渉を有利に運ぶべく、追加関税賦課ののろしを上げて、中国側に譲歩させようと迫っている。そして、今月下旬に開かれるG-20大阪サミットの機会を捉え、習近平(シー・チンピン)国家主席と、昨年12月に続いて直接交渉を行う用意があると呼び掛けている。しかし、中国側としては、石にかじりついても安易な妥協はしないとの方針か、目下のところ、両首脳会談開催予定の有無までもコメントを控えている。
6月10日付『ロイター通信』:「中国政府、G-20サミットでの米中首脳会談についてコメントせず、ただドアは開いているとの強気姿勢」
中国外交部(省に相当)の耿爽(ガァン・シュアン)報道官は6月10日、中国側は米国との貿易交渉について門戸は開いているが、現段階では、G-20サミットにおいて米中首脳会談が持たれるかについて何ら言及することはないと表明した。 ドナルド・トランプ大統領はこれまで何度か、大阪で開催されるG-20サミットの機会に、習近平国家主席と米中貿易問題について協議を持つ用意があるとコメントしていた。...
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