【Globali】
タイ・米国主催の合同軍事演習に日・中・印も参加(呉越同舟)【米メディア】(2019/02/13)米国及びタイが共同開催する合同軍事演習“コブラ・ゴールド(注1後記)”が、2月12日にタイ北部で始まった。正式参加及びオブザーバー含めて29ヵ国が参加する、アジア地域においては最大級の軍事演習である。タイ軍も装甲車等を含めて大勢が参加するためか、タイ国内のものものしい移動をみた地元市民が、すわクーデター発生かと色めきたった。これに対して、プラユット暫定首相(2014年5月の軍事クーデターの際、陸軍司令官として主導)は、軍事演習参加のためでクーデターではないと、噂の火消しに懸命になった。なお、共催とは言え、米国が主導する合同軍事演習に、中国・インド(国境問題で対立)そして日本・韓国(レーダー照射問題等で対立)も参加しており、さながら“呉越同舟(注2後記)”の様である。
2月12日付『AP通信』:「タイと米国が“コブラ・ゴールド”合同軍事演習を開催」
タイ及び米国は2月12日、アジア太平洋地域では最大となる“コブラ・ゴールド”合同軍事演習開催の式典を開いた。 同軍事演習は1982年に始められているが、今年は、正式参加及びオブザーバー参加含めて総勢29ヵ国が参加して、タイ北部のピッサヌローク県で2月22日まで行われる。 同式典で挨拶した、在バンコク大使館のピーター・ヘイモンド臨時代理大使は、この合同軍事演習は参加国間の協力体制及び相互連携を強化する目的であると述べた。...
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