【Globali】
プーチン大統領の2019年カレンダーが日本でベストセラー
世界各地で新しい年のカレンダーを購入するこの時期、日本では意外な人物のカレンダーが人気を集めていると、欧米メディアで話題になっている。その人物とは、今をときめく人気アイドルでも、俳優でもない、ロシア連邦大統領、ウラジーミル・プーチン(66)である。
日本では2ヶ月前の販売以降、売り上げトップを走っている。カレンダー売上2位は俳優の田中圭(34)、3位はフィギュアスケート選手の羽生結弦となっている。競合二人を抑えて、プーチン大統領が1位の座を保持しているのはなぜか?フランス・アンフォは、プーチンは、今の日本の政治家には見られない、「強い男」を体現しているため日本中の女性が魅了されている、という日本の週刊誌が取り上げた心理・社会学的な面からの大学教授による説明も紹介している。...
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日本では2ヶ月前の販売以降、売り上げトップを走っている。カレンダー売上2位は俳優の田中圭(34)、3位はフィギュアスケート選手の羽生結弦となっている。競合二人を抑えて、プーチン大統領が1位の座を保持しているのはなぜか?フランス・アンフォは、プーチンは、今の日本の政治家には見られない、「強い男」を体現しているため日本中の女性が魅了されている、という日本の週刊誌が取り上げた心理・社会学的な面からの大学教授による説明も紹介している。
クレムリンは、大統領のカレンダーを5年前から8ヵ国で販売しており、1月ごとにプーチンの写真が1枚。ジムでのトレーニングの様子や、日本から寄贈された秋田犬と戯れる姿など計12枚。
これは、一つのコミュニケーション戦略、ロシア大統領のための政治的な武器と言える。 プーチン大統領は、スポーツマン又は男らしい姿勢でポーズを取ることが習慣となり、クレムリンは、こうしたイメージを積極的に発信している。 ロシアだけで、大統領カレンダーは平均20万部販売されているという。
フランスやイギリスのメディアは、日本とソ連の間には領土問題がまだ残っており、平和条約もまだ締結されていない緊張関係にあるため、安部首相や日本政府がプーチンのこの人気を喜んでいるかどうかは確かではない、という指摘も載せている。
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