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【Globali】
トランプ氏、シリア政権にイドリブ県への攻撃をしないよう警告
『CNN』『ガーディアン』『ロイター』などの英文メディアは、シリアのバシャール・アサド大統領に対し、反体制派の最後の拠点と言われる同国イドリブ県の攻撃をしないようドナルド・トランプ米大統領が警告したと報じている。
トランプ氏は今月3日に自身のツイッターに「シリアのアサド大統領はイドリブ県を無謀に攻撃してはならない」「ロシアとイランは、人類の悲劇となる攻撃に加われば重大な人道上の過ちを犯すことになる」「そんなことを起こしてはいけない」と投稿し、警告した。また、これに先立ち米国務長官のマイク・ポンペオ氏もツイッターを通じて「ロシアのラブロフ外相は、シリアとロシアのイドリブへの攻撃を擁護している」「米国はすでにこの危険な紛争が深刻化しているとみている」などと述べていた。...
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トランプ氏は今月3日に自身のツイッターに「シリアのアサド大統領はイドリブ県を無謀に攻撃してはならない」「ロシアとイランは、人類の悲劇となる攻撃に加われば重大な人道上の過ちを犯すことになる」「そんなことを起こしてはいけない」と投稿し、警告した。また、これに先立ち米国務長官のマイク・ポンペオ氏もツイッターを通じて「ロシアのラブロフ外相は、シリアとロシアのイドリブへの攻撃を擁護している」「米国はすでにこの危険な紛争が深刻化しているとみている」などと述べていた。
ロシアとイランはイドリブの過激派集団は掃討すべきと主張しており、アサド政権軍が攻撃をすれば、両国はシリアを支援するとみられている。シリア国内の内戦では、政権側がロシアとイランの後ろ盾を得たため圧倒的に優位であり、反体制派はイドリブ県以外での拠点を失っている。イランはイドリブ周辺の反政権側の過激派集団に対しイドリブからの完全撤退を呼びかけていた。
政権側がイドリブ県周辺に集結しており、近く総攻撃が始まる可能性が高まってきた。米国関係者によると、イドリブへの攻撃は通常の攻撃に加え、化学兵器を使用した攻撃も行われる可能性があるとみられ、懸念されている。国連や援助団体は、総攻撃が行われれば、過去に例のない規模の人道的被害が及ぶと予測しており、警告している。
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