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【Globali】
米世論調査、共和党支持の半数がメディアは「国民の敵」と回答(2018/08/20)
昨今ドナルド・トランプ米大統領はメディアのことを「国民の敵」と表現し、批判を強めているが、米キニピアック大学が今月発表した世論調査の結果によると、共和党支持者の51%がその意見に同調し、国民の敵だと考えていることがわかった。また、メディアが民主主義の重要な要素であると考えたのは同党支持者では36%だった。一方で民主党支持者の場合、国民の敵と考えたのは5%で、民主主義の重要な要素と考えたのは91%と顕著だった。...
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昨今ドナルド・トランプ米大統領はメディアのことを「国民の敵」と表現し、批判を強めているが、米キニピアック大学が今月発表した世論調査の結果によると、共和党支持者の51%がその意見に同調し、国民の敵だと考えていることがわかった。また、メディアが民主主義の重要な要素であると考えたのは同党支持者では36%だった。一方で民主党支持者の場合、国民の敵と考えたのは5%で、民主主義の重要な要素と考えたのは91%と顕著だった。無党派層の場合はそれぞれ25%と65%だった。全体でみると、26%が国民の敵と見ており、65%が重要な構成要素と考え、残りがその他となった。
また今回の調査では、トランプ氏によるニュースメディアへの批判がメディアに従事する人に対する暴力を招いていることについても聞かれ、44%の有権者が懸念していると答え、52%が心配していないと答えた。ただ、この質問は共和党支持と民主党支持で差が顕著にあらわれ、76%の民主党支持者が懸念していると答えたのに対し、共和党支持者は80%が心配していないと答えたという。
調査を担当したキニピアック大学のティム・マローイ氏は「トランプ政権によって批判されているメディアは市民の敵とは考えられていない。むしろその逆だ」と話した。
今回の調査は8月9日から13日にかけて1175名の対象者によって調査された。
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