【Globali】
日本が南シナ海領有権問題で新たに中国に宣戦布告? 同海域産出の天然ガスをベトナム公社から買付け決定【米メディア】(2018/08/01)日本はこれまで、オバマ政権時代のアジア重点政策に追随して、米国と一緒になって、南シナ海に一方的に進出している中国を厳しく牽制してきた。トランプ政権になってしばらく様子見をしていたが、依然米軍は南シナ海における中国軍事拠点化に強硬に反対していることから、これまでどおりフィリピン、インドネシア等、中国と領有権問題を抱える諸国に監視船や哨戒機を供与したりしてきている。そして今度は、日本の民間企業であるが、南シナ海で産出される天然ガスをベトナム石油公社(PV、注後記)から買付ける契約を締結した。
8月1日付『ロイター通信』:「中国との緊張が高まる中、PVと日本企業が南シナ海産天然ガスの売買契約締結」
ベトナム国営のPVは8月1日、中国が領有権を主張する南シナ海の境界線近くの海域で産出される天然ガスについて、日本企業2社(出光興産及び帝国石油)と売買契約を締結した旨発表した。 ベトナム近年、中国との領有権問題の影響を受けて、同国産の石油・天然ガスの減少に喘いできている。...
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