理由としては、対抗する民主党に未だにトランプ大統領に対抗できる有力な大統領候補が出てきていないことをあげており、トランプ大統領自身が再選されることは充分可能だと予測している。さらに、大統領を取り巻く共和党の関係者も2020年に、再度トランプ大統領を候補に支持する意向があると結んでいる。
トランプ大統領は、米国と英国間の通商協定について触れ、英国のメイ首相がEU離脱後もEUと緊密な通商関係を保ちたいとの意向で交渉中のため、今回は合意に至らなかったと説明した。...
全部読む
理由としては、対抗する民主党に未だにトランプ大統領に対抗できる有力な大統領候補が出てきていないことをあげており、トランプ大統領自身が再選されることは充分可能だと予測している。さらに、大統領を取り巻く共和党の関係者も2020年に、再度トランプ大統領を候補に支持する意向があると結んでいる。
トランプ大統領は、米国と英国間の通商協定について触れ、英国のメイ首相がEU離脱後もEUと緊密な通商関係を保ちたいとの意向で交渉中のため、今回は合意に至らなかったと説明した。メイ政権が、EUとの離脱交渉を終了後、米国と英国間の通商協定を再開し、合意に至りたいとも述べた。
なお、明日、7月16日月曜日にヘルシンキでトランプ大統領とプーチン大統領の間で核軍縮に関する会談を予定されている。トランプ大統領は、この会談に臨む上でプーチン大統領とまず相互理解に努めるとのことで、会談後の核軍縮の交渉の成果については、明確な言論を避けた。
「サンデイ・メール」誌の記者が、トランプ大統領とプーチン大統領との関係について「友達か?」とトランプ大統領に質問したところ、「回答するのは時期尚早で、もっとプーチン氏のことを知ってからでないと答えられない」と返した。大統領としては、「米国がロシアや中国を良く理解することは、世界の他の国にとっても有益と考える」と締めくくった。
いずれにせよ、トランプ大統領が2020年に、2期目の大統領として再選に臨むことができるかどうかは、今年から来年にかけての難題含みの内政、外交における成果とそれらに対する米国国民の支持が得られるかかかっているものと考えられる。
閉じる