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【Globali】
トランプ米大統領、金委員長からの親書を公開(2018/07/13)
親書は7月6日付けで、マイク・ポンペオ国務長官ら代表団が非核化協議のため訪朝した際にトランプ氏宛てとして受け取ったものとされる。公開はトランプ氏のツイッターを通じて行われ、朝鮮語と英語の翻訳が投稿された。
親書では「大統領閣下」という呼称が何度も表現されており、トランプ氏を称賛する内容だった。先月行われた米朝首脳会談とその際の共同宣言が「有意義な旅の始まり」であったことや、「両国関係の改善や共同宣言の忠実な履行への並外れた努力への感謝」、「両国間の新たな未来を切り開くための自身と大統領閣下の強い意志や誠実な努力、独特なアプローチが必ず実を結ぶと固く信じている」旨が書かれていた。...
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親書は7月6日付けで、マイク・ポンペオ国務長官ら代表団が非核化協議のため訪朝した際にトランプ氏宛てとして受け取ったものとされる。公開はトランプ氏のツイッターを通じて行われ、朝鮮語と英語の翻訳が投稿された。
親書では「大統領閣下」という呼称が何度も表現されており、トランプ氏を称賛する内容だった。先月行われた米朝首脳会談とその際の共同宣言が「有意義な旅の始まり」であったことや、「両国関係の改善や共同宣言の忠実な履行への並外れた努力への感謝」、「両国間の新たな未来を切り開くための自身と大統領閣下の強い意志や誠実な努力、独特なアプローチが必ず実を結ぶと固く信じている」旨が書かれていた。また今後の取り組みにより、大統領への不変の信用と信頼がさらに強固なものになることを願うと主張された。
これに対しトランプ氏は「金委員長からのとても良い手紙」「大きな進展がなされている」と投稿した。
ただ、実際の北朝鮮の動きについては懐疑的な見方も強い。金委員長は首脳会談において、朝鮮戦争で亡くなった米兵の遺骨返還を行うことに合意しており、今月12日に返還をめぐる協議が行われる予定だったが、北朝鮮側は話し合いの場に姿を現さなかった。韓国の外務省の情報によると、北朝鮮側はより高いレベルでの話し合いにするよう国連安全保障理事会に求めているという。そのため、今月15日に再度話し合いがなされるという。トランプ氏は兵士たちの遺骨返還を米朝首脳会談の一つの成果と位置付けている。
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