6月12日付
『ロイター』は「歴史的米朝会談でトランプと金対面」との見出しで以下のように報道している。
朝鮮半島の核による孤立に終止符を打とうと言う会談を前に、北朝鮮の金正恩とドナルド・トランプ米大統領は用心深く微笑みながら、握手を交わした。トランプ氏の隣に座ってから「お会いできてうれしいです」と金氏。
トランプ氏が親指を立てたら、歯を見せて笑った。カメラが向けられる中、両者は、友好的ムードを作っていた。...
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6月12日付
『ロイター』は「歴史的米朝会談でトランプと金対面」との見出しで以下のように報道している。
朝鮮半島の核による孤立に終止符を打とうと言う会談を前に、北朝鮮の金正恩とドナルド・トランプ米大統領は用心深く微笑みながら、握手を交わした。トランプ氏の隣に座ってから「お会いできてうれしいです」と金氏。
トランプ氏が親指を立てたら、歯を見せて笑った。カメラが向けられる中、両者は、友好的ムードを作っていた。
ホテルを出てリムジンに乗り込みカジノ、人口ビーチ、ユニバーサルスタジオのあるリゾート島にある会談会場へ向かう際は、緊張した表情だった。首脳会談の開始にあたり、アジアの株式市場目立った反応は見られなかった。ドルは3週間連続高値となった。
両者が信頼や裏切りを目や言葉から探る様子を世界が見守る。交渉がまとまれば、ベルリンの壁崩壊以来の大変革ともなる。会談の前にトランプ氏は楽観的見通しを示していたが、ポンペオ国務長官は、懸念の釘を刺していた。
北朝鮮の国営放送KCNAは、首脳会談に関してこれは「変革の時代」であり、この会談では、「朝鮮半島の恒久的で永続的な平和維持機構の構築に関するもの」、「朝鮮半島の非核化の実現等の共通の問題に関するもの」だと報道している。
同日付英国『テレグラフ』は「米朝会談ライブ:米大統領北朝鮮首脳との“素晴らしい関係”を期待」との見出しで以下のように報道している。
米大統領は、ケリー首席補佐官、ボルトン国家安全保障担当補佐官、ポンペオ国務長官と共に会談に臨む。
「委員長、お会いできて光栄です。共に素晴らしい成功を収められると思います。」「これまで解決できなかった大きな問題や難問を解決しましょう」等と会談前述べるなど、両者は温かなムードで会談に移っていった。
40分の会談を終え、トランプは「北朝鮮は大問題を解決するだろう」と述べた。会談について聞かれ「大変良かった。素晴らしい関係を築けた」等と答えた。その隣で金氏は微笑んでいたが「ミスター金、非核化しますが」との記者からの質問には答えなかった。拡大会談に移る前、両者は報道陣に手を振った。
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