トランプ大統領は、「フィラデルフィア・イーグルスは、明日、祝うためにチーム全体でホワイトハウスに来ることができなくなった。国家斉唱の際には国民と軍の偉大な人々に敬意を表して、手を胸に当て、誇らしげ起立する、という私の意見と意見が異なるからだ。」との声明を4日に出した。
イーグルスはまだ招待されていなかった4月頃は出席を前向きに検討していた。当時、チームのスポークスマンは「招待状を受け取り、グラウンドでの成果と認められる機会としてだけでなく、我が国の指導者との生産的な対話に参加する機会として見ることができれば幸いだ」と述べた。...
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トランプ大統領は、「フィラデルフィア・イーグルスは、明日、祝うためにチーム全体でホワイトハウスに来ることができなくなった。国家斉唱の際には国民と軍の偉大な人々に敬意を表して、手を胸に当て、誇らしげ起立する、という私の意見と意見が異なるからだ。」との声明を4日に出した。
イーグルスはまだ招待されていなかった4月頃は出席を前向きに検討していた。当時、チームのスポークスマンは「招待状を受け取り、グラウンドでの成果と認められる機会としてだけでなく、我が国の指導者との生産的な対話に参加する機会として見ることができれば幸いだ」と述べた。
その後イーグルスの選手は少人数のグループで参加する予定であったが、ホワイトハウスは、「イベントに参加予定の1000人のファンの方が良い」と主張し、イーグルスを全面的に招待しないことに決めた。
声明は「ファンは、依然として別のイベントの形でホワイトハウスに招待されている。」としている。海軍音楽隊と陸軍合唱隊を呼び、偉大な国を称え、それを守るために戦う勇者に敬意を表し、声高で誇らしげに国歌を演奏する別の式典になる模様だ。
フィラデルフィア・イーグルスの何人かの選手は、試合前に国歌が流れる際にこぶしを上げたり腕を組み合ったりし、2017年のシーズン中に話題となった警察の残虐行為や人種差別に対して抗議した。選手のうち4人は、すでにホワイトハウスの式典に参加する予定がないことを表明していた。
昨年優勝したニュー・イングランド・ペイトリオッツの何人かの選手は、様々な理由で公式訪問を欠席した。ホワイトハウスでは受け入れられたように感じないという理由や、「個人的な家族の問題」により写真撮影を欠席した選手もいた。当時トランプ大統領に批判的な選手もいたが、それでもチームは招待された。
プロスポーツや大学生の大会を制したチームを大統領がホワイトハウスに招待することが慣例となっているなか、今回のように大統領が優勝チームを招待しないケースは前例がない。
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