5月27日付米
『ロイター通信米国版』:「中国軍戦闘機、空母への夜間着陸を完璧にこなし、また、南シナ海における実弾訓練も着々と実行」
中国国営メディアの『チャイナ・デイリィ』は5月26日、J-15中国戦闘機が空母“遼寧(リャオニン)”への夜間着陸訓練を無事にこなしたと報じた。
同訓練の実施によって、“万能な臨戦態勢整備への大きな前進”だとも言及している。
また、『人民日報』も同日、中国戦闘機が南シナ海において実弾訓練を実施したと報じた。...
全部読む
5月27日付米
『ロイター通信米国版』:「中国軍戦闘機、空母への夜間着陸を完璧にこなし、また、南シナ海における実弾訓練も着々と実行」
中国国営メディアの『チャイナ・デイリィ』は5月26日、J-15中国戦闘機が空母“遼寧(リャオニン)”への夜間着陸訓練を無事にこなしたと報じた。
同訓練の実施によって、“万能な臨戦態勢整備への大きな前進”だとも言及している。
また、『人民日報』も同日、中国戦闘機が南シナ海において実弾訓練を実施したと報じた。
習近平(シー・チンピン)指導部が強調しているとおり、南シナ海及び台湾に関わる主権問題において優位性を保つべく、軍の最新鋭化に積極的に取り組んでいる。
中国の軍事専門家は、米国が10隻の空母を保有し、更に2隻が建造中である以上、中国軍としては少なくとも6隻の空母が必要だとコメントしている。
更にまた、海軍力の増強は、アジア太平洋海域での米軍の優位性を損なわせるとの中国長期戦略にとって重要な達成目標だとも言及している。
5月26日付ロシア『スプートニク・インターナショナル』オンラインニュース:「南シナ海での緊張が高まる中、中国戦闘機が空母への夜間着陸訓練実施」
『チャイナ・デイリィ』は、J-15戦闘機パイロットの“攻撃能力”向上のためかかる訓練を実施したとしている。
夜間着陸は、短い滑走路上の信号が捉え難く、非常に難しいと言われている。
これに先立つ数日前、米国防総省は、中国による南シナ海の継続的な軍事拠点化を理由に、今年開催の環太平洋合同軍事演習(RIMPAC、ハワイ沖で実施)に中国軍を招待しないことを決めた。これに対して中国側は、“非建設的な話”と非難している。
閉じる