【Globali】
街角カフェの常連客たち、力あわせて強盗グループを撃退
フランス北部にある4,500人が暮らす小さな町レーニュヴィル。4月18日13時頃、町のカフェ「エスプワール(希望)」でタバコの配達が始まった。直後、配達車の後ろに別の車が止まり、4人の覆面姿の男たちが出て来て襲いかかってきた。
配達車の中にはタバコの入った段ボール箱が50箱あり、覆面姿の男たちはタバコを奪い去ろうとした。突然の出来事であったが、カフェのテラスに座っていた常連客たちは強盗たちを見るやいなや、すぐさまやめるように呼び止め、覆面の男たちに対し、持っていたコップや灰皿、はたまた椅子を投げつけ始めた。
あわてた強盗たちだったが、そのうちの一人が数人の客に取り込まれられると、催涙ガスを取り出して客たちに吹き付けた。...
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配達車の中にはタバコの入った段ボール箱が50箱あり、覆面姿の男たちはタバコを奪い去ろうとした。突然の出来事であったが、カフェのテラスに座っていた常連客たちは強盗たちを見るやいなや、すぐさまやめるように呼び止め、覆面の男たちに対し、持っていたコップや灰皿、はたまた椅子を投げつけ始めた。
あわてた強盗たちだったが、そのうちの一人が数人の客に取り込まれられると、催涙ガスを取り出して客たちに吹き付けた。客たちが倒れると、強盗たちは、タバコ1つ盗むことなく大急ぎで現場から逃げ去っていった。常連客たちの素早い行動によって、強盗達は犯行に及ぶ暇もなく現場から逃げださざるを得なかった。
町長のクリストフ・ディートリッヒ氏は、「市内の中心地で真昼に行われた犯行に対し、勇敢に、危険にさらされることを恐れず強盗たちに立ち向かっていった住民たちを非常に誇りに思う」とコメントした。
逃走中の車は特定されたが、4人の強盗たちは今のところまだ捕まっていない。
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