【Globali】
ベトナム、南シナ海で中国と対峙すべくインド・豪州等に後ろ盾期待、しかし、この動きを蹴散らすかのように中国が同海域で大規模軍事演習【米・ロシアメディア】(2018/03/25)3月16日付Globali「ASEAN、南シナ海問題で米・中よりむしろインドや豪州に期待?」の中で以下のように報じた。すなわち、ベトナムは、南シナ海における中国の傍若無人振りに辟易しており、中国と対峙するための後ろ盾として、成長著しいインドとの連携を強化しようとしている。そして、今月初め、国家主席が訪印して、ベトナム・インド間の対中戦略協議を展開し、防衛及び経済協力で合意した。ところが、これらの動きを苦々しく思った中国は、ベトナムが推し進めようとしていた南シナ海における石油・天然ガス探査作業を中止に追い込んだ上、近々中国国産空母も参加させて大規模軍事演習を実施すると発表し、周辺国を恫喝するような行動に出てきている。
3月23日付米『ザ・ディプロマット』政治ニュース:「ベトナム、南シナ海で中国に対抗すべく3月に様々な活動」
南シナ海の領有権問題で、かつて先頭を走っていたフィリピンが、ロドリゴ・ドゥテルテ政権となって以降腰砕けとなったことから、今やベトナムが先陣を切る役目を負うとの決意を固めたとみられる。それは、特に3月における以下の活動から読み取れる。 3月2~3日;ベトナムのチャン・ダイ・クワン国家主席が訪印して、ナレンドラ・モディ首相と会談し、両国間の対中含めた“インド太平洋地域”における防衛協力で合意。...
全部読む
その他の最新記事
|