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【Globali】
米トランプ大統領、米国内に新たに宇宙軍創設を希望か
『インディペンデント』『CNBC』『AFP』などの英文メディアは、ドナルド・トランプ米大統領が新たな国家安全保障戦略として、宇宙が舞台となる戦争が起こる可能性を懸念して「宇宙軍」を創設する考えがあることを述べたと伝えている。
トランプ氏は今月13日、サンディエゴのミラマー海兵隊基地の部隊を前に演説を行い、陸上、海上、空と同様に「宇宙も戦争領域だ。」と述べたという。同氏は「我が国は空軍を持っている、宇宙軍も持つだろう。」「我々は新たな軍が必要かもしれない。それは宇宙軍だ。」などと聴衆に話した。さらに同氏は「最初の頃から、我が国の多くの宇宙飛行士が、陸軍兵士や空軍兵士、海軍兵士になっている。アメリカが星へ導かれ続けるためには軍人が重要だ。...
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トランプ氏は今月13日、サンディエゴのミラマー海兵隊基地の部隊を前に演説を行い、陸上、海上、空と同様に「宇宙も戦争領域だ。」と述べたという。同氏は「我が国は空軍を持っている、宇宙軍も持つだろう。」「我々は新たな軍が必要かもしれない。それは宇宙軍だ。」などと聴衆に話した。さらに同氏は「最初の頃から、我が国の多くの宇宙飛行士が、陸軍兵士や空軍兵士、海軍兵士になっている。アメリカが星へ導かれ続けるためには軍人が重要だ。」と付け加えた。
宇宙軍に関する考えはトランプ氏だけのものではない。昨年6月には一部議員が今の空軍を2つに分け、新たな1つに宇宙危機専門の部署をつくるという考えを提案した。また米下院では昨年、一部議員が宇宙軍創設に関する条項を盛り込んだ法案を通過させたが、軍側はその必要はないと反対しているという。結局、その条項は昨年末までに国防授権法から削除された。しかしいまだに一部からの支持はあるという。また、ジェームズ・マティス国防長官は、宇宙軍創設は時期尚早との考えを示している。
当初この考えは、米政府の支出や私的な投資を話し合っている間に生まれた冗談から作られた言葉だと同氏は説明している。今回の発言も冗談なのかは定かではない。ホワイトハウスはこの件についてコメントを残していない。
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