トランプ米大統領の食生活は、ファーストフードなど高カロリーのものに偏っていると言われてきた。しかし最近では、いつもではないが、好物のチーズバーガーなどを控え、サラダやスープなどを中心とした健康的なものに変わってきたという。
トランプ氏は、大統領選挙期間中には、マクドナルドのビッグマックを2個、フィレオフィッシュを2個とチョコレート・ミルクシェイクを典型的な夕食としていたほどのファーストフード好きだ。またよく焼いたウェルダンのステーキにたっぷりとケチャップをかけて食べ、缶入りのダイエット・コークを飲むのも好きである。
マクドナルド、ケンタッキー、ピザ、ダイエット・コークなどを好むのは、毒を盛られることを恐れてチェーン店以外のレストランを避けようとしているからという人もいる。...
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トランプ氏は、大統領選挙期間中には、マクドナルドのビッグマックを2個、フィレオフィッシュを2個とチョコレート・ミルクシェイクを典型的な夕食としていたほどのファーストフード好きだ。またよく焼いたウェルダンのステーキにたっぷりとケチャップをかけて食べ、缶入りのダイエット・コークを飲むのも好きである。
マクドナルド、ケンタッキー、ピザ、ダイエット・コークなどを好むのは、毒を盛られることを恐れてチェーン店以外のレストランを避けようとしているからという人もいる。いずれにせよ、そうしたメニューばかりでは健康的な選択と言い難いのは確かだ。
しかしブルーンバーグなどの米メディアによれば、大統領は医師から数ポンド体重を落とすよう言われたため(1ポンドは約454グラム)、最近ではそれらを食べるのを控えており、肉を減らして魚を増やすなどしていると、事情に詳しい3人の関係者が語ったという。1人は大統領が最後にハンバーガーを食べるのを見てから、2週間になると述べた。
トランプ大統領は、1月に行った就任後初の健康診断で、海軍少将で主治医のロニー・ジャクソン医師から、全体的な健康状態は良いが、あと少しで「肥満」の基準に達する太り過ぎと診断され、脂肪と炭水化物の摂取量を減らして定期的に運動をするよう助言を受けた。大統領の身長は6フィート3インチ(約190センチ)、体重は239ポンド(約108キログラム)で、米疾病管理予防センターのガイドラインでは、あと1ポンドで肥満と判定されるところだった。
ジャクソン医師とペンス副大統領の主治医であるジェニファー・ペーニャ医師は、トランプ大統領だけでなく、ホワイトハウスで働く連邦政府の要人や職員ら全員に対して、健康的な食生活を勧めている。
噂では大統領は余り運動好きではなく、その代わりに食生活の変更を約束したそうだ。大統領は今のところ約束を守り、新しい食生活を受け入れているようだが、なお医師の助言に従わない内容の食事をする時もあり、先週は朝食にベーコンを食べた日があった。
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