【Globali】
訪日中の豪州首相、安倍首相に配慮してか、南北朝鮮が平昌冬季大会で合同入場しても朝鮮半島非核化の役に立たずと酷評【米・香港メディア】(2018/01/18)安倍晋三首相にとって、急転直下の南北朝鮮高官協議の進展はとても気になるところであろう。何故なら、北朝鮮の脅威を国難と煽って、昨年10月の総選挙で連立与党に大勝利をもたらしたことから、両国高官協議で北朝鮮の脅威が減じられることになると、その期待を裏切ることになるからである。一方、同盟国である米国大統領とそりが合わず、最大の貿易相手国の中国からも冷たい仕打ちを受けている豪州のマルコム・ターンブル首相にとって、日本との連携強化は願ってもないチャンスである。そこで、訪日中の同首相は安倍首相の前で、平昌冬季大会での選手派遣や合同入場等のみを以て、北朝鮮問題が解決、もしくは軽減されることなど決してなく、国際社会は厳しい目を注ぎ続けるべきだと、安倍首相が喜びそうな発言を繰り広げている。
1月18日付米『AP通信』:「豪州首相、冬季大会での南北朝鮮合同入場などでは北朝鮮の非核化問題は解決せずと発言」
訪日中の豪州のマルコム・ターンブル首相は1月18日、南北朝鮮の高官協議が進むのは評価するとしても、平昌冬季大会で合同入場することで北朝鮮の非核化が実現するとは決して思わないと語った。 同首相は今回、日本とアジア太平洋地域の安全保障、同地域の貿易問題等を協議するため来日した。...
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