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【Globali】
トランプ陣営の元選挙対策本部長、ロシア疑惑で起訴(2017/10/31)
『AP通信』『ロイター』など各メディアは、アメリカのロシア疑惑に関して捜査をしているロバート・S・モラー特別検察官が30日、トランプ陣営の元選対本部長のポール・マナフォート氏ら3名を起訴したことを発表したと報じた。これに先立ち両者とも連邦捜査局(FBI)に出頭している。
今回起訴されたのは、前回大統領選でトランプ陣営の選対本部長を務めたポール・マナフォート氏と同氏と仕事上でつながりがあり、同氏の代理人でもあったリック・ゲイツ氏らの3名だ。モナー氏は今回の起訴を元にマナフォート氏が知っているであろう選挙の妨害行為や、共謀などのロシア疑惑に関する情報をすべて明らかにしたい考えだ。
今回の罪状はマネーロンダリングや米国に対する謀略など12ある。起訴状によればマナフォート氏とゲイツ氏はウクライナの政治指導者や政党の工作員として働き、数千万ドルを報酬として受け取っており、それを2006年以降米国企業などを通じてマネーロンダリングしていたとされている。...
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今回起訴されたのは、前回大統領選でトランプ陣営の選対本部長を務めたポール・マナフォート氏と同氏と仕事上でつながりがあり、同氏の代理人でもあったリック・ゲイツ氏らの3名だ。モナー氏は今回の起訴を元にマナフォート氏が知っているであろう選挙の妨害行為や、共謀などのロシア疑惑に関する情報をすべて明らかにしたい考えだ。
今回の罪状はマネーロンダリングや米国に対する謀略など12ある。起訴状によればマナフォート氏とゲイツ氏はウクライナの政治指導者や政党の工作員として働き、数千万ドルを報酬として受け取っており、それを2006年以降米国企業などを通じてマネーロンダリングしていたとされている。また、今回の罪状には直接関係ないものの、大きな争点の一つとなるのが昨年6月にマナフォート氏がロシア人弁護士とトランプ大統領の長男が行った会議に秘密裏に参加していた疑惑があることだ。トランプ陣営がロシア政府と結託してヒラリー陣営の不利な情報を受け取ることについて、トランプ大統領の長男主導でロシア側と打ち合わせしていたとされている。2016年にトランプ大統領の義理の息子であるクシュナー氏とマナフォート氏が打ち合わせを行った際にはマナフォート氏はその内容をメモに取っており、現在それはモラー氏の手元にあるとされる。
3名が起訴されたことについてトランプ大統領は自身のツイッターでマナフォート氏がトランプ陣営と関わる以前の話だとして「共謀などない!」とロシア疑惑を一蹴している。
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