ツイッターでの発言で騒動を頻繁に起こすトランプ大統領だが、世論調査によると多数派のアメリカ人は大統領のツイッターでの問題発言にはうんざりしていて、70%もの人が「ツイッターでの悪ふざけをやめろ」と言っているとのこと。
つい先日もNFLの黒人のスポーツ選手チームが、アメリカの黒人に対する人種差別に対抗するために国歌斉唱中にあえて膝をついて反抗したことに対して、トランプ大統領は「アメリカへの侮辱だ。全員解雇しろ」とツイッターで暴言を吐いて大問題となった。その他にもNBA選手を非難したり、北朝鮮の核問題に関しても連日のようにツイッターで脅し合いの喧嘩沙汰になっている。
56パーセントのアメリカ国民が「トランプは大統領としてまともな仕事をしていない」と言っていて、55パーセントが「政治家としてふさわしくない」と主張している。...
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つい先日もNFLの黒人のスポーツ選手チームが、アメリカの黒人に対する人種差別に対抗するために国歌斉唱中にあえて膝をついて反抗したことに対して、トランプ大統領は「アメリカへの侮辱だ。全員解雇しろ」とツイッターで暴言を吐いて大問題となった。その他にもNBA選手を非難したり、北朝鮮の核問題に関しても連日のようにツイッターで脅し合いの喧嘩沙汰になっている。
56パーセントのアメリカ国民が「トランプは大統領としてまともな仕事をしていない」と言っていて、55パーセントが「政治家としてふさわしくない」と主張している。しかし、共和党は81パーセントがトランプ大統領を大統領として承認している。
しかし、経済政策や景気に関する評価は意外にも意見が真二つに分かれ、48パーセント支持していて、46パーセントは不支持だと答えていて、61パーセントは景気回復に関しては「素晴らしい」あるいは「いい」と答えている。
しかし、トランプ大統領の政権運営そのものに関しては72パーセントもの人が「少々不満」あるいは「かなり不満」と答えている。
しかし、NFLの反抗についてのトランプ大統領のツイッターのコメントに関しては意外にも意見が分かれ、67パーセントは「賛同する」と答え58パーセントは「賛同できない」となっている。しかし、NFLの反抗の行為そのものを容認する率も66パーセントもあり、50パーセント強の反対派より弱冠多い結果となっている。しかし、60歳以上の年配者については、3分の2がNFLの行動について同意できないとしている。また、NFLの抗議運動に関しては民主党よりも共和党の方が「よくない行動だ」と主張しているという。
61パーセントの人はトランプ大統領を「強いリーダーだ」と認識しているが、56パーセントの人が「正直でない」と答え、59パーセントの人が「リーダーシップがない」と述べている。また、67パーセントもの人が「分別がない」と答えているため、個人的資質に関しては多くの国民に疑問視されているとみられる。
また、外交政策に関しても38パーセントほどしか支持者がいなく、移民政策に関しても39パーセントの支持率にとどまっている。テロ問題に関しても支持者の割合は48パーセントである。
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