【Globali】
マティス国防長官、イラン核合意を支持
国会の公聴会でジェームス・マティス国防長官は「イラン核合意には問題ない。アメリカの国家安全保障の利益に合致するものだ。」と答弁した。
トランプ大統領はイラン核合意には猛反対していて、実際に8月に「イランは核合意の精神に反している」との声明を発表し、9月の国連のスピーチでは核合意について「恥さらし」と罵った。そのような中で、アメリカ国会では10月までにイラン核合意が正しいのか、あるいは新たな制裁が必要なのか決断するべく期限が迫っている。
元アメリカ海兵隊総司令官のジョセフ・ダンフォード氏は「イランは核合意には違反していないし、核合意はイランの核開発の促進を遅らせることに成功した。...
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トランプ大統領はイラン核合意には猛反対していて、実際に8月に「イランは核合意の精神に反している」との声明を発表し、9月の国連のスピーチでは核合意について「恥さらし」と罵った。そのような中で、アメリカ国会では10月までにイラン核合意が正しいのか、あるいは新たな制裁が必要なのか決断するべく期限が迫っている。
元アメリカ海兵隊総司令官のジョセフ・ダンフォード氏は「イランは核合意には違反していないし、核合意はイランの核開発の促進を遅らせることに成功した。」と述べて、トランプ大統領の主張を一蹴している。また、「核合意への明らかな違反が見られない現状では、このまま体制を維持すべきだ。」とも述べている。
トランプ大統領は、10月15日までにイラン核合意がイランに順守されているかどうか決める決議を行わなければならないが、もし否決された場合は国会が新たな制裁措置をイランに課す決議を決めなければならない。
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