|
|
|
|
【Globali】
仏スポーツ相・平昌冬季五輪への参加を控えることを検討(2017/09/22)
フランスのスポーツ相ローラ・フレセル氏が9月21日、北朝鮮情勢の悪化に伴い安全が保証されない場合には、来年2月に開催される平昌冬季五輪への参加を控えることを検討していると 『ロイター』『AFP』をはじめとする米各メディア、及び韓国メディアが伝えた。
フレセル氏は21日フランスのラジオ番組内で、まだ決定するまでに至ってはいないと付け加えた上で「状況が悪化して、安全が確保されないのであれば、フランス選手団は国内にとどまる。彼らを危険にさらすことはしない」と明言した。主要国の閣僚が自国の平昌五輪参加見送りの可能性について言及するのはこれが初めて。
北朝鮮は9月3日に6回目の地下核実験をして以来、世界から非難の声が集中し、地域での緊張状態が続いている。...
全部読む
フレセル氏は21日フランスのラジオ番組内で、まだ決定するまでに至ってはいないと付け加えた上で「状況が悪化して、安全が確保されないのであれば、フランス選手団は国内にとどまる。彼らを危険にさらすことはしない」と明言した。主要国の閣僚が自国の平昌五輪参加見送りの可能性について言及するのはこれが初めて。
北朝鮮は9月3日に6回目の地下核実験をして以来、世界から非難の声が集中し、地域での緊張状態が続いている。来年の冬季五輪の舞台である平昌は、韓国と北朝鮮の間の軍事境界線からわずか80kmのところに位置する。日本以外では初めてのアジアで開催する冬季五輪となる。
韓国の文在寅大統領は21日の国連総会における演説で、北朝鮮問題の平和的解決を強く訴え、オリンピックにおいて北朝鮮との南北合同チームと、統一応援団の結成を呼びかけていた。またIOCのトーマス・バッハ会長は先週、「韓国以外でのシナリオを検討することは、外交的努力を妨げる可能性がある」と述べている。さらにオリンピック組織委員会の広報担当ソン・バイク氏は金曜日、ロイター通信に対して「安全と警備は大会準備でも最も重要な要素の一つだ」とコメントした。
一方、日本のオリンピック組織委員会の広報担当は予定を中止するものではないとし、「他の国際競技会に参加するのと同様に準備を続ける」と述べた。
閉じる
その他の最新記事
|
|