【Globali】
アマゾンで爆弾部品が推奨リストに(2017/09/21)
米ネット通販大手のアマゾンは、ウェブサイトの商品購入を奨める自動表示リストに爆弾の部品を表示されていたとして、自社のサイトを見直しているのだという。イギリスの「チャンネル4」テレビがこの問題を報道、一般的な化学物質を探していた食品製造関係者が発見したという。個々の部品の購入には違法性はないが、「よく一緒に購入されている」商品として別の(爆弾)部品が表示され、それらを組み合わせると手製の爆弾が作れるのだという。ロンドンでは今月15日、手製の爆弾を使用したテロ事件が起こっており、問題視されている。
9月20日付米国
『FOX』は「アマゾンが爆弾製造部品の紹介でサイトを見直し」との見出しで以下のように報道している。
「爆弾部品となりうる軸受鋼や遠隔爆破装置が「よく購入されている商品リスト」や「この商品を買った人はこれも買っている」という商品紹介に掲載されていたのだという。これらの商品は個別に購入するのに違法性は全くない。だがこれらを組み合わると手製の爆弾が出来てしまう。
アマゾンは声明で「提供しているすべての商品は販売規定に沿ったもので、英国の法律に準拠したものです」としながらも「今回の事態を受け、適切な商品提示だったか自社のウェブサイトを検証している。...
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9月20日付米国
『FOX』は「アマゾンが爆弾製造部品の紹介でサイトを見直し」との見出しで以下のように報道している。
「爆弾部品となりうる軸受鋼や遠隔爆破装置が「よく購入されている商品リスト」や「この商品を買った人はこれも買っている」という商品紹介に掲載されていたのだという。これらの商品は個別に購入するのに違法性は全くない。だがこれらを組み合わると手製の爆弾が出来てしまう。
アマゾンは声明で「提供しているすべての商品は販売規定に沿ったもので、英国の法律に準拠したものです」としながらも「今回の事態を受け、適切な商品提示だったか自社のウェブサイトを検証している。」としている。これは今月15日ロンドンの地下鉄テロが起きた後の報道となった。フェイスブックやグーグルも最近人種差別や反ユダヤのキーワードや広告で批判を受けていた。」
9月18日付英国『チャンネル4』は「殺傷性のある爆弾部品がアマゾンの“よく購入されている商品”に」との見出しで以下のように報道している。
「アマゾンの自動表示機能で爆弾部品が掲載されていた。各部品に違法性はないが、各部品がそろって「よく購入されている商品」として表示されていたという。軸受鋼は爆弾の金属片として使用されるが、発火装置やリモート装置も同じウェブぺージに表示されていたのだという。
匿名の食品製造業関連のユーザーが一般に広く使用されている化学物質をアマゾンで探していたところ、この問題が発覚したのだという。「チャンネル4」が検証したところ、アマゾンの「買い物かご」に45キロの黒色火薬を入れることにも成功した。だが、現在の法律では個人で100gまでしか購入できないものだ(個人的使用に限る)という。」
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