今週、米連邦公開市場委員会で、買入れ資産の圧縮の決定や、12月の米利上げの可能性が意識され、10年もの国債利回りが上昇し、金融株が買われた。
また、9月のミシガン大学消費者信頼感指数が、市場の予想を上回ったことも好感された。
さらに、最近、北朝鮮の挑発行為に、市場があまり市場が反応しなくなり、VIX指数(恐怖指数)は、10前後で低水準を維持しており、金価格も、上昇が一服していることから、リスクオンムードが継続しているものと考えられる。...
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今週、米連邦公開市場委員会で、買入れ資産の圧縮の決定や、12月の米利上げの可能性が意識され、10年もの国債利回りが上昇し、金融株が買われた。
また、9月のミシガン大学消費者信頼感指数が、市場の予想を上回ったことも好感された。
さらに、最近、北朝鮮の挑発行為に、市場があまり市場が反応しなくなり、VIX指数(恐怖指数)は、10前後で低水準を維持しており、金価格も、上昇が一服していることから、リスクオンムードが継続しているものと考えられる。
終値は、NYダウ工業30種平均が、前週の終値比で+63.01の22,331.35ドルと、9月11日の終値から1週間で、+273.98ドル(1.24%)に上昇した。
また、ナスダック総合指数は、+6.192の6,454.639、S&P500指数は、+3.64の2,503.84と、いずれも高値圏で推移している。
セクター別では、金融関連が、1.0%、素材関連が、0.6%、資本財関連が、0.6%上昇し、公益関連が、1.0%、不動産関連が0.5%、一般消費財が、0.4%下落した。
個別銘柄では、世界的な電気自動車の流れから、テスラが買われ、前週の終値比+5.19の385.00と最高値を更新した。
また、キャタピラー(123.83(+2.46))や、ボーイング(253.08(+3.99))等が買われた。
一方、アマゾンが、クラウドの課金方式を変更するとの報道で、価格競争が激化するとの見通しから、マイクロソフトやアルファベット等が売られた。
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