【Globali】
同時多発テロ追悼式典(2017/09/12)
晴れの早朝起きた米同時多発テロから16年経ち、9月11日にはワールドトレードセンター跡地、国防総省、ハイジャック機が墜落したペンシルバニア州シャンクスビル等各地で追悼式典が行われた。テロ対策に加え、ハリケーン被災地で救助活動が続いている時期とも重なったため、大統領は緊急時も“米国は一つである”と呼びかけるものとなった。
9月11日付米国
『CNN』は「トランプが9・11の犠牲者を追悼、生存者や救助者に敬意」との見出しで以下のように報道している。
「アメリカ同時多発テロ16周年にあたり、国防総省前でトランプ大統領は米国の「勝利」を約束し犠牲者は「決して失われない」と誓った。「その日世界だけでなく全てが変わった。」、「我々の目の前には悪の深淵が見えるが、その暗黒の中に我々は共通の目標を持ち集結する。」、「1人1人の違いは大きいが広い強い絆でつながっている。...
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9月11日付米国
『CNN』は「トランプが9・11の犠牲者を追悼、生存者や救助者に敬意」との見出しで以下のように報道している。
「アメリカ同時多発テロ16周年にあたり、国防総省前でトランプ大統領は米国の「勝利」を約束し犠牲者は「決して失われない」と誓った。「その日世界だけでなく全てが変わった。」、「我々の目の前には悪の深淵が見えるが、その暗黒の中に我々は共通の目標を持ち集結する。」、「1人1人の違いは大きいが広い強い絆でつながっている。」等と述べた。トランプ氏はまたハリケーンの被災者へ追悼も口にし、「米国人が必要とするとき、我々の国は一つになる。」「我々の価値観は続き、国民は栄え、国は存続すれば、遺族が愛する者たちは決して死に絶えない」と述べた。」
AID CONT
同日付米国『ニューヨークタイムズ』は「トランプが9・11テロを追悼、“悪”を倒すことを誓う」との見出しで次の様に報道している。
「トランプ大統領は就任後初めてとなる同時多発テロ追悼の日を迎えた。ホワイトハウスでトランプ夫妻は最初の飛行機がビルに衝突した午前8:46黙とうを捧げた。その後屋外でベルが鳴りゲストらに会釈、胸に手を当て祈りをささげ、また屋内に戻った。また、国防総省でマティス国防相、ダンフォード合同参謀本部議長も同席した追悼式でトランプ氏は「悲しみや亡くなった人は帰らないが、その犠牲の上に、国民の安全を何としても守る決意が出来る」と述べた。
その他ワールドトレードセンター跡地や初秋の快晴の朝ハイジャック機が墜落したペンシルバニア州シャンクスビルでも黙とうが行われた。シャンクスビルではマイク・ペンス副大統領が政府代表で追悼式に参加。追悼式典は政府緊急事態管理当局がテロ対策だけでなく、ハリケーン被災地で救助活動を続けている時期とも重なった。
2001年当時不動産業をしていたトランプ氏は当初、ブッシュ元大統領のテロ後の対応やイラク進攻を賞賛していたが、その後ブッシュ氏の政策批判に転じた。また他の政治家に対しても、ジハーディストの脅威への対応失敗で批判を重ねてきた。」
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