【Globali】
文在寅大統領「朝鮮半島での戦争は起こりえない。」(2017/08/17)
韓国の文在寅大統領は木曜日の記者会見の発表で、「朝鮮半島で戦争が起こることはあり得ない。アメリカがいかなる軍事的行動を取ろうとも、韓国には拒否権がある。」と主張した。
北朝鮮が核実験をしつこく繰り返すため、国連が7回にも渡り制裁措置を発動する中、文在寅大統領はいたって冷静に「我々は朝鮮戦争の後もずっと平和な国づくりを目指してきた。戦争は絶対に再び繰り返してはならない。韓国の国民の皆様もそれを固く信じてほしい。」と記者に対して述べた。
北朝鮮の「グアム攻撃計画」の発言により、アメリカも「北朝鮮のミサイル基地を全拠点破壊する」と宣言し、世界中の緊張が高まっている。...
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北朝鮮が核実験をしつこく繰り返すため、国連が7回にも渡り制裁措置を発動する中、文在寅大統領はいたって冷静に「我々は朝鮮戦争の後もずっと平和な国づくりを目指してきた。戦争は絶対に再び繰り返してはならない。韓国の国民の皆様もそれを固く信じてほしい。」と記者に対して述べた。
北朝鮮の「グアム攻撃計画」の発言により、アメリカも「北朝鮮のミサイル基地を全拠点破壊する」と宣言し、世界中の緊張が高まっている。北朝鮮のミサイルは韓国を射的距離内におさめているため多くの国民が緊張と恐怖の中で生活している。文在寅大統領は「絶対に朝鮮半島で戦争を起こさせない。いかにアメリカでも、何らかの軍事的行動に出るには、我が国の同意を得てからにしてもらう。」と国民を安心させるためか、強気な発言をしている。しかし、文在寅大統領も「ですが、さすがのトランプ大統領も本気で軍事的行動に出る考えを持っているとは思えません。北朝鮮へ圧力をかけるのが目的でしょう。」とコメントしている。
大統領就任前に、元左派の弁護士である文在寅氏は「北朝鮮との対話」を国民に呼びかけていたが、思いのほか北朝鮮が挑発的であるため、思い通りに事は進まず、事態は全く進展していない。
「急ぐ必要はないでしょう。何らかのいい結果に結びつくという保証が生じるまではゆっくり落ち着いて、いい方向に向かうまで待ちましょう。」と文在寅氏は政治的態度を改めている。また、文在寅氏は「北朝鮮がICBMを本当に完備したらその時、世界は大混乱の時代へと突入するでしょう。そうなる前に北朝鮮の挑発を止めさせなければならない。また、これ以上制裁措置を課しても、北朝鮮は経済的に破綻してしまうでしょう。」と述べている。
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