【Globali】
米国家安全保障会議(NSC)の情報活動シニアディレクターが解雇(2017/08/03)
ホワイトハウスが分裂状態で大変な状況の中、米国家安全保障会議(NSC)の情報活動シニアディレクターのエズラ・コーエン・ワトニック氏が解任されると発表された。
元陸軍中将で国家安全保障問題担当大統領補佐官のハーバート・マクマスター氏は「エズラ情報活動シニアディレクターは申し分ない仕事をした」と評価している一方、「彼にはほかの仕事がふさわしい。シニアディレクターの仕事には、適性面から考えると彼でなくほかの経験がある人材が必要だ。」とコメントしたという。しかし、ホワイトハウスはこのマクマスター氏の発言に関する詳細についてはいまだにコメントしていなく、「エズラ氏の新たな仕事は何なのか?」について全く説明しようとしないという。...
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元陸軍中将で国家安全保障問題担当大統領補佐官のハーバート・マクマスター氏は「エズラ情報活動シニアディレクターは申し分ない仕事をした」と評価している一方、「彼にはほかの仕事がふさわしい。シニアディレクターの仕事には、適性面から考えると彼でなくほかの経験がある人材が必要だ。」とコメントしたという。しかし、ホワイトハウスはこのマクマスター氏の発言に関する詳細についてはいまだにコメントしていなく、「エズラ氏の新たな仕事は何なのか?」について全く説明しようとしないという。
エズラ氏はトランプ政権が政権移行チームであった頃からのメンバーであった。今回の解任問題は3月頃には浮上していたとのことで、その頃からエズラ氏はトランプ大統領の側近に頼んで、トランプ大統領に解任要求を取り下げるように説得させようと試みてきたようだ。
エズラ氏は自身の弁護士とともに、共和党員で下院情報特別委員会のデビン・ニューネス委員長の諜報活動を手伝うように要請されたとの情報がある。しかし、ホワイトハウスは一切詳細を明かさないため、そのことと、エズラ氏の解任が関係しているかは分からない。
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